このページの内容は、2019年10月の参考情報です。ご了承ください。
ハワイ旅行の予算てどれくらい見積もっておけばいい?
個人旅行と旅行会社のパックツアーとどちらがお得?
「めちゃくちゃ安いツアー見つけた!」と、価格で決めて格安ツアーを選んでしまうと、“格安ツアー会社の倒産”なんてこともあったし、やはり、価格設定には理由がある!
ハワイ旅行にかかる諸々の、おおよその相場を知っておけば、判断の基準になりますね。
東京から4泊6日のオアフ島旅行のケースで、航空券、ホテル、食事などなど、費用について調べてみました。
東京からホノルル行きの航空券相場は?
東京からホノルルへのフライト時間は、直行便利用で行きは6時間半~7時間半、帰りは8時間~9時間。
- オフシーズン:7万円代~
- 年末年始・ゴールデンウイーク・夏休み:20万円~
- 最も人気の時期:30万円~
航空券の料金は、航空会社、時期、帰国日、経路によって、随時変動します。
また、空席状況によっても価格を調整しているので、日々価格は変動します。
エアトリで航空料金の相場を見てみる
■ホノルルへはどのような航空会社が就航?
成田・羽田発:JAL(日本航空)、ANA(全日空)、ハワイアン航空、大韓航空、デルタ航空、ユナイテッド航空。
一般的には、羽田発よりも成田発の便が安く、日本企業よりも、外資系の航空会社の方が安いです。
■乗り継ぎ便
日本からホノルルの間は太平洋上の飛行になりますが、航路をぐるっと迂回して、乗り継ぎ1回、乗り継ぎ2回という乗り継ぎ便もあります。
中国の上海浦東国際空港、韓国の仁川国際空港、フィリピンのニノイ・アキノ国際空港など、ハワイとは反対方向に迂回する分、時間はかかるので、航空券料金は安くなります。
韓国の仁川(インチョン)を経由して、乗り継ぎのときに韓国料理を食べたり、ハワイ島コナ空港経由でコナのローカル感に浸るなど、時間に余裕のある人には旅気分を味わえていいかもしれませんね。
ハワイ旅行の安い時期は?
5~6月は、天気もよく、花々が咲き誇り、比較的観光客が少ないため観光しやすいおすすめのシーズンです。
6月中旬に入るとアメリカは夏休みに入るため、本土からの観光客が増えてきます。
通年通して温暖なハワイでは、12月にはホノルルマラソンやクリスマス、冬はホエールズウォッチングと、どの時期もそれぞれの楽しみ方があります。
ワイキキのホテル代の相場
■ワイキキのホテルの場合
- 3つ星の中級クラス:1 泊 1 部屋 2 万円~
- 5つ星のラグジュアリーホテル:1 泊 1 部屋 5 万 5 千円~
日本とは違い、1名分の料金ではなく1部屋分の料金設定です。
一人で泊まっても二人で泊まっても同じ料金。例えば3 万円の部屋に2人で宿泊して割り勘にすれば、一人1 万円ということになります。
ホテルも航空券と同じく、シーズンによって料金は異なります。年末年始、夏休み、ゴールデンウイークなどのオンシーズンは高い!
同等クラスのホテルの中にも料金にはかなり幅があり、立地条件、部屋の広さ、景観など、料金設定には理由がありますので、ホテルの公式ホームページでお値段の理由は何か?ご確認を。
ハワイのホテルの税金とリゾートフィー
ホテル予約では宿泊料にホテル税と消費税、そしてほとんどのホテルでは、ホテルの施設や設備利用にかかる「リゾートフィー」が加算されます。
ホテル税(10.25%)+消費税(4.712%)で、税金は14.962%。
さらに、リゾートフィー が1日5ドル~40ドル加算されます。
離島の方がワイキキよりもホテル料金は安めです。そして、部屋が広い!離島の場合はコンドミニアムが豊富で、キッチン+リビング+2ベッドルーム+2バスルームの部屋が1泊2万円だったりするので、3、4人で宿泊すれば、広い部屋にのびのびと安く滞在できて、かなりお得です。ツアーよりも個人旅行にした方が、家のように広いお部屋なのに断然安いです。
オアフ島での交通費
ホノルル空港からワイキキホテルまでの交通費
- タクシー:片道 29~40ドル+チップ
- シャトルバス:片道 1人16ドル
ツアーの場合は、空港とホテル間の送迎がセットになっていることが多いです。
トロリー
ワイキキを中心に、観光スポットをまわれる数社のトロリーバスが走っています。
- LeaLeaトロリー:7日間チケット 49ドル~
- ワイキキトロリー:4日間チケット 65ドル~
- JTBトロリー(ハイバス):7日間チケット 50ドル(※JTBハワイトラベル.comでホテルを2泊以上の予約が条件)
ツアーの場合は、ツアー会社のトロリー乗り放題が無料になっていることが多いです。
The BUS
- 片道乗車であればどこまで乗っても大人2ドル75セント
- 1日乗り放題チケット:5ドル50セント
1日乗り放題券で島中乗れます。
路線数はとても多いのですが、観光用の路線は限られるので、路線図の読み方とルート、乗り降りの仕方など、コツをつかんでおけば観光に便利。
レンタカー
- エコノミー:2日110ドル~
- 宿泊ホテルの駐車料金:1泊20ドル~(リゾートフィーに含まれている場合もあり)
- ワイキキやダウンタウンのコインパーキング料金:1時間3ドル
運転が好きな人はレンタカーが便利です。時刻表の時間を気にせずにどこへでも行かれるので自由にプランが組めて楽しめます。
車種、車の大きさ、保険によって料金は変わります。
タクシー
- アラモアナセンターからDFSまで(約2マイル:3.6km)は13.75ドル+チップ=16ドル
基本的に流しのタクシーはないので、毎回タクシーを呼ぶことに。
オアフ島4泊6日プランの予算費用
航空券(東京ーホノルル):10万円
3つ星ホテル4泊(2名1室利用):25,000円×4=10万円(5万円/1名)
交通費(タクシー+トロリー利用):1万円
合計:16万円
この他に食事代、観光費がかかるとして、18~20万円弱というところでしょう。それとお土産代。
航空会社のマイレージが溜まっている場合は、航空券やホテル代がマイルで支払うことができるので、0円旅行にすることができますね。
個人旅行とパックツアーはどっちがいいの?
もしかしたら、個人で手配するよりも、パックツアーの方が安くてお得?
出発までの期間や、キャンペーンなどで料金は変化するし、一概にどちらが安くてお得と比較することは難しいです。
パックツアーの場合は一人分の料金ですが、ホテルの宿泊料金は一部屋あたりの料金なので、何人で宿泊したかによっても違いますね。
同じようなサービス内容で個人旅行とパックツアーを比較すると、料金的には大きな違いは無いでしょう。
パックツアーは航空券やホテルの選択肢が少ないですが、その魅力はなんといっても全て旅行会社にお任せできること。パックツアーの手配だけで済みます。
一方、個人旅行の魅力は航空券もホテルも自分のニーズに合わせて選べること。
・希望のホテルがツアーに含まれていなければ個人旅行
・面倒な手配は旅行会社にお任せ!現地のことだけ考えていたいときはパックツアー
パックツアーの中にも、WEB限定ツアー、出発直前ツアーなど、びっくりする料金のパックツアーもあります。通常の航空券代よりもパックツアー代の方が安いことも!
ハワイで一番大きな日本の旅行会社のツアーが安心です。
私は友達とのハワイ旅行は「個人旅行」、家族とのハワイ旅行は「パックツアー」を利用しています。
ワイキキでの食事代
観光客向けの中上級クラスのレストランの場合
- 朝食ビュッフェ(サーフラナイ):42ドル
- レストラン(ランチ):20ドル~
- レストラン(ディナー):40ドル~
レストランの場合はチップも必要です。チップについて
地元の人も利用するレストランやフードコートなら1食8~15ドル。
- ハンバーガー(マハロバーガー):8ドル25セント
- パンケーキ(IHOP):10ドル
- プレートランチ:10ドル
- ポケボウル(ニコス・ピア38):10ドル
朝食は部屋でちょっとだけでよい場合は、ヨーグルトやパンやフルーツなどスーパーやお店買ってくれば、日本とそう変わりがありません。
- サンドイッチ(高橋果実店):3ドル50セント
- スパム(セブンイレブン):2ドル
観光客向けの店とローカル向けの店では値段が違います。
ハワイでは何をオーダーしても量が多いので、そんなに食べられない。朝・昼は軽めにして、夜はおいしいものを食べて、1日の食費は50~80ドル。
ホノルルの生活費 おおよその物価がわかります。
https://www.expatistan.com/cost-of-living/honolulu
観光・オプショナルツアー代金
イオラニ宮殿内見学:20ドル
ビショップ・ミュージアム入館料:24ドル95セント
【オプショナルツアー】
サンドバー(天国の海/天使の海)
パールハーバー観光
オアフ島1日観光
ダイヤモンドヘッド登頂
その他
ESTA申請料
アメリカに行くにはESTAが必要です。ネットから出発の72時間前までに申請し、2年間有効です。
ESTA申請料:21ドル
レンタルWi-Fiルーター
旅行中にいつでもネットにつなげるためにおすすめ。便利だよー!
6日間レンタル:4,000~5,000円
ハワイの州税
買い物をすると税金がかかります。ハワイ州の場合は4.166%ですが、オアフ島は4.712%の州税です。日本の消費税の約半分ですね。
まとめ
私がはじめてハワイに行った時は1ドル80円という時代で、ハワイの物価が高いとはほとんと感じませんでした。このように、ハワイ旅行の費用は円とドルの為替も大きく影響します。
電気代の高騰や、鉄道建設費用に当てる目的で固定資産税とホテル税が引き上げられ、物価がどんどん上昇するハワイは、地元の人たちにとっても経済的には決して住みやすい楽園ではありません。物価の上昇ほど、賃金アップがないために、ホテル従業員のストライキもありました。
ホテル料金は今後も上がり続けることになるでしょう。
ワイキキのお店の入れ替わりは激しく、昨年あった店が無い・・・なんてこともしばしば。観光客向けにも手ごろな価格で食事ができるお店が増えてますし、観光として生き残れないお店は淘汰され。
ハワイに行くたびに、物価が上がっているなぁと実感してしまいます。最初は高いと感じても、脱日常のハワイ滞在中に金銭感覚がだんだん麻痺。
日本に帰ってくると、日本で売られている商品やサービスは、良質で安い!と感じます。海外に住んでいる友達が日本に来ると洋服やコスメ、お菓子をたくさん買って帰る気持ちがわかりますねぇ。