ロイヤルハワイアンバンドは、カメハメハ三世の時代からハワイ王国専属のバンドとして、ハワイ州の行事、葬儀、パレードのために演奏されるアメリカで最も歴史のあるバンドです。
バンドの使命は、音楽を広め、ハワイの音楽文化を伝え、若手音楽家の鼓舞、そしてハワイの人々の生活を豊かにすること。
イオラニ宮殿での演奏
金曜日の12:00から13:00まで、イオラニ宮殿の敷地内でロイヤルハワイアンバンドの無料のコンサートが開催されます。
アロハフェスティバルのパレードにも。
バラックスでいただいたロイヤルハワイアンバンドのパンフレット
ロイヤルハワイアンバンドとその公演スケジュールの詳細については、こちらをご覧ください
» Royal Hawaiian Band
最初に「ハワイ・ポノイ(Hawaiʻi Ponoʻī)」の演奏がはじまりました。
「ハワイ・ポノイ」とは、日本でいうと「君が代」のように厳かなハワイの歌で、観客も全員起立して合唱します。「ハワイ・ポノイ」はハワイ国家でしたが、1967年に公式にハワイ州歌と認定されました。
なんと作詞はカラカウア王です。
イオラニ宮殿という歴史的建造物の前で、ロイヤルハワイアンブラスバンドの「ハワイ・ポノイ」の生演奏と歌が聞けたことに感激です。「ハワイ・ポノイ」の歌声が胸にひびきます。なんて贅沢な時間なんでしょう、感動。。。
カラカウア王は世界周遊の途中で、1881年に日本にも立ち寄っています。横浜港に到着したカラカウア王を明治政府は「ハワイ・ポノイ」の演奏で一行を歓迎しました。
向こう側に見えるのはハワイ州庁舎。
ロイヤルハワイアンバンドの現在のバンドマスターは第22代目のClarke Bright氏。バンドのみなさんはククイの実やレイをかけています。
ソロのフラがはじまり、とても優雅なフラです。
首にかけているのはレイとニイハウシェルでしょうか。本場のフラ、最後まで観たい、演奏ももっと聴きたい・・・かなり後ろ髪をひっぱられましたが行かないと、時計を見ることなくゆっくりハワイに滞在したいです、ほんとに。時間をつくってもう一度来る!と決めました。
ロイヤルハワイアンバンドの楽器移動用のトラックとイオラニ宮殿のツーショット。
ハワイ・ポノイ
Hawaiʻi ponoʻī
Nānā i kou mōʻī
Kalani aliʻi
Ke aliʻi※(Hui)
Makua lani ē,
Kamehameha ē,
Na kaua e pale,
Me ka ihe.Hawaiʻi ponoʻī,
Nānā i nā aliʻi,
Nā pua muli kou,
Nā pōkiʻi.※(Hui)
Hawaiʻi ponoʻī,
E ka lāhui ē,
ʻO kāu hana nui
E ui ē.※(Hui)
ハワイの国民よ
忠実にあれ王に
聖なる君主に
アリイに※(コーラス)
聖なる主
カメハメハ
戦を守り抜いた
槍を手にハワイの国民よ
アリイに忠実にあれ
次世代に伝えよ
若者たちに※(コーラス)
ハワイの国民よ
ハワイ人よ
重大なる義務を
果たすとき※(コーラス)
作詞:カラカウア王
日本語訳詞:よしみだいすけ
イオラニ宮殿の観光ポイントはこちらの記事を参照ください