インスタ映えウォールアートで有名になったカカアコ。おしゃれなショップやレストランも次から次へと出店中。各トロリーも夕刻以降お店やレストランに行く人のために夜用のカカアコルートができました。
カカアコエリアは新築のコンドミニアムの建設ラッシュ!もともとは倉庫街だった地区の活性化のために、壁を利用してアートが描かれはじめたのです。
参考:POW!WOW!
アートは見ていて楽しいですが、この地域は安全とはいえないので、闇の部分についてもお伝えします。
カカアコエリア
カカアコはアラモアナセンターからも近く、アクセスは良い場所です。トロリーやThe BUSも利用できます。
トロリーから見たウォールアート
トロリーに乗りながらウォールアートを見ることができます。JTBのオリオリウォーカー、HISのレアレアトロリー、ワイキキトロリーレッドラインと3社のトロリーに乗りました。
レアレアトロリーがウォールアートエリアの中を一番細かくまわってくれました。

ハワイ出身の大統領オバマさん。

鬼面。

サムライ。


マーメイド。


梨花がお気に入りで有名になったアート。


真ん中のは心臓?

ショップやレストランが集まる建物「SOLT」。ここには各社トロリーの停留所があります。

SOLTを違う角度から見ると他の面には女性の顔。先程の男性と同じ花冠です。

花弁が下半分しかない花「ナウパカ」の冠。

花弁が下半分の「ナウパカ」
ナウパカの花には伝説があり、ペレによって引き裂かれた恋人同士がそれぞれ山と海に逃げ、二人のまわりには白い花が咲いた。その花はペレによって引き裂かれたように半分しか花を咲かすことができないというもの。この伝説をテーマに描かれた絵のようです。





カカアコで気をつけることは治安

誰もいない・・・。
SALTのトロリー停留所の近くは日本人観光客がたくさんいますが、停留所から離れた地域は人がまったくいないところもあります。たまに日本人観光客2人組に会うくらい。
間違っても、誰もいない外部から見えない路地にひとりで入り込むことがありませんように。

歩いているのは観光客が数人程度でした。
カカアコでの事件・事故2018年
公園のトイレ暴行事件
カカアコエリアの公園のトイレに入った日本人観光客がトイレで薬物使用中の複数の男と出くわしてしまい暴行をうけ大怪我をさせられました。
公園のトイレは薬物使用者や怪しい人がタムロう場所でもあるので、現地の人でも利用しません。
2018年5月 在ホノルル日本国総領事館より注意勧告がありました。
ホノルル市内カカアコ地区に関する治安上の注意喚起
平成30年5月29日掲載【ポイント】
●5月28日(月)昼頃,ウォールアートで大変人気のあるカカアコ地区内の公園の公衆トイレで,邦人旅行者2名が,男から,歯を折るほど顔面を激しく殴打されたり,首を絞められて気絶させられる等の被害を受ける事案が発生しました。
●カカアコ地区は従来から,ひったくりや車上狙いの報告もあり,必ずしも治安の良い地区であるとは言えません。
●同地区を訪問する際は,ひと気のない場所に入り込んだり,夜間の一人歩きをしない,公園の公衆トイレの使用を極力控える,不審を感じたらその場を立ち去るなど,十分ご注意ください。ハワイにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在ホノルル日本国総領事館1 5月28日(月)昼頃,邦人旅行者家族がウォールアートで人気のあるカカアコ地区を訪問し,家族のうち2人が同地区内の公園の公衆トイレを使用しようとしたところ,トイレ内にいた男から歯を折るほど顔面を激しく殴打されたり,首を絞められて気絶させられる等の被害を受ける事案が発生しました。
2 カカアコ地区には多数のウォールアートがあり,最近はSNSに載せる良い写真が撮れる場所として,ホノルルでも有名な人気スポットの一つとなっておりますが,旅行者であることが明白となって狙い撃ちされるためか,過去にも写真撮影中のひったくりや,車上狙い被害に関して,当館では邦人旅行者から複数の報告を受けております。警備の厚いワイキキからも離れており,必ずしも治安が良い地区であるとは言えません。訪問の際は,ひと気のない場所に入り込んだり,夜間の一人歩きをしない,公園の公衆トイレの使用を極力控える,不審を感じたらその場を立ち去るなど,十分ご注意ください。
引用:在ホノルル日本国総領事館
(※ ↑大事な箇所は赤文字にさせていただきました。)
トロリー運転手飲酒運転による交通事故
2018年11月JTBのトロリー運転手がカカアコで歩行者をはね、そのまま歩行者を数メートル引きずって止まったのですが、歩行者は亡くなられました。運転手は酒気帯び運転でした。
飲酒運転逃走車による交通事故
2019年1月 夕方午後6時過ぎ、飲酒運転でパトカーの追跡を逃れようと猛スピードで逃走してきたピックアップトラックが、交差点で信号待ちをしている歩行者を跳ね飛ばした後、信号機、伝統をなぎ倒し、大事故を起こしました。
歩行者とビギバイク(レンタル自転車)2台の3名が亡くなりました。その中の1名は日本人観光客です。
この狭いエリアで、数ヶ月の間に観光客が巻き込まれる事件・事故が数件起きています。観光化はされても地域の安全が追いついていないので自分の身は自分で守るしかありません。
カカアコは危ない地域だから近づかない方が良いということではなく、こういう事件が実際にあったので、頭の片隅に置いてカカアコを安全に楽しく観光してくださいね。
まとめ
カカアコ地域はまだ開発中で、ダウントゥーアース、ホールフーズもでき、これからもどんどんお店が増えてますます観光の中心になっていくでしょう。
ハワイは日本とは違います。知識があればある程度の危険からは避けられますので、安全にハワイ観光を楽しんくださいね。
安全に関する参考記事