ハワイは1959年アメリカ合衆国の50番目の州として生まれた州です。
誕生から50周年の2009年に、ハワイの観光に携わり、魅力を知り尽くしたいわば「ハワイのプロ」たちが、アニバーサリーにハワイの中からセレクトしたものが「ハワイ50選」です。
今回は、ハワイ50選のうちの1番～8番「カウアイ島」編をご紹介します。
カウアイ島はハワイ諸島の中でもダントツに古くから存在している島です。
自然がそのままの形で残されているところが多いので、「ジェラシック・パーク」「キング・コング」「ファミリー・ツリー」など、ハリウッド映画のロケ地としてもよく登場します。
初めてのハワイ旅行でカウアイ島はどこに行こう？と迷っている人は、ハワイのプロのチョイスを参考にしてみて下さいね。
目次
カウアイ島
ナパリコースト
「ナ・パリ」とはハワイ語で「崖」。
全長25km・標高差約1000mもある断崖絶壁の海岸線で、ハワイの中でもっとも壮大な断崖です。
車ではアクセスすることができず、空から飛行機（ヘリコプター）または、海から船でのアクセスのみになります。
【動画あり】ナ・パリ・コースト上陸ツアー！世界の絶景にも選ばれた秘境へ
ワイメアキャニオン
太平洋のグランドキャニオン。
カウアイ島はハワイ諸島の中でもダントツに古い島で、このような驚異的な水平な地層はハワイでは他にありません。
川によって侵食された峡谷の高さは約848m。
深い渓谷を見渡す景色が、ずっと遠くまで広がって、上から見下ろす世界はまるでジオラマ。
ワイメア渓谷（ワイメア・キャニオン州立公園）は太平洋のグランドキャニオン
ポイプビーチ
浅瀬では安全に泳げ、ボディサーフィンやシュノーケリングもできます。
特にシュノーケリングには最適な海の生物スポットで、人なつっこい魚の群れにも遭遇できますよ。
運が良ければ、絶滅危惧種のハワイアンモンシークが日光浴に砂浜にあがってくることも。
ビーチにはトイレ、シャワー、ピクニックテーブルなど設備があるので、週末は家族連れに人気のビーチです。
ワイルアリバー
長さ32kmといわれるワイルア川はハワイで唯一の船が通れる川。
カウアイ島の中央にそびえる標高1569mのワイアレアレ山から流れています。
ワイルアは、かつてはカウアイ王族の宮廷だった場所なので、ヘイアウが7つ立ち並んでいます。
映画「ブルー・ハワイ」のロケ地になったシダの洞窟も有名です。
カウアイ島のヒンズー寺院はガイドブックに載らない強力なパワースポット
キロハナプランテーション
かつてのサトウキビプランテーションの面影を今に残すのが、現在はミュージアム＆ショップとして一般公開されているキロハナ・プランテーション。
大地主であったゲイロード・ウィルコックス氏が、どれだけ広いのかという広大な敷地に構えた邸宅跡で、当時の裕福な生活ぶりが垣間見えます。
レストラン、ショップ、そして、敷地内を観光用の列車が走っており、パイナップル畑など景色を楽しめ、これが大人でも意外と楽しめるんです。
3-2087 Kaumualii Highway Lihue, HI 96766
（808）245-5608
http://kilohanakauai.com/
チュービング
カウアイ島の手つかずの自然を眺めながら、浮き輪（チューブ）にのって川を下るアクティビティ。
実は川ではありません！サトウキビプランテーションの時代、日系移民などが手作業で掘った用水路なのです。
プカプカと浮かびながら青い広い空を見上げ、所々スピードを楽しんだり、真っ暗なトンネルをくぐったり、カウアイ島でしか出来ないアクティビティーです。
【動画あり】カウアイ島でマウンテン・チューブ・アドベンチャー！浮き輪に乗って川下りアクティビティ
ハナペペ
サトウキビプランテーションで栄えた、カウアイ島最大の小さな町。
ハワイの中でも歴史的な古い木造家屋が残る町でしたが、ハリケーン「イニキ」によって損害を受けてしまいました。
とても小さな町なのですが、「カウアイクッキー」をはじめ、ハワイの有名なお店やお寺、吊橋などが点在している観光スポット。
今もなお、レトロな雰囲気が漂っている不思議な魅力のある町です。
ディズニーのスティッチが不時着した場所でも有名。
ハナレイ湾
ハナレイは「三日月形の湾」という意味。
カウアイ島で一番大きな湾で、ハリウッド映画のロケ地にとしても使われるほど、ハワイの中でも景色の良いポイントの１つです。