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カウアイ島最北端|鳥の楽園キラウエア灯台

ハワイで「キラウエア」というと、ハワイ島のキラウエア火山を思い浮かべるでしょうが、カウアイ島にもキラウエアと名がつく観光スポットがあります。

カウアイ島最北部にある、ダニエル・K・イノウエ・キラウエア・ポイント灯台、通称「キラウエア灯台」です。

灯台もさることながら、鳥、鳥、鳥。空を見上げるとジェラシックパークに登場する「空を飛ぶ恐竜」を思わせるような鳥が飛ぶ、鳥の楽園でした。

キラウエア灯台

キラウエア灯台駐車場

午前中の方が来場者が多いので、駐車場は込み合い駐車場待ちの車が並んでいました。午前中に来る場合は早い時間か、もしくは午後の方がすんなりと入れるでしょう。

大きなライト

キラウエア灯台

真っ白のムーミン谷のムーミンの家のようなかわいらしい灯台です。

高さは15mのこの灯台は、回転式でこの形のものとしては世界最大!

灯台の歴史は古く、1913年に灯台が完成。アジアからハワイ近海を通過する船の最初の目印として、カウアイ島の周辺を行く船やボートを安全に導き、1970年代には、62年間の灯台としてのお役目を終えます。

キラウエア灯台設計図のヨットパーカー

ビジターセンターの売店で買った、キラウエア灯台設計図のヨットパーカー。普段は灯台の中には入れないので、灯台の内部がこの設計図でもわかります。

キラウエア灯台

灯台の内部に入りたい場合は、灯台ツアーが水曜日、土曜日にあります。急階段を昇れる人という条件でした。

方位

カウアイ島の最北端のキラウエア灯台。

寄付者

キラウエア灯台は、厳しい風、塩分の多い海の空気、強い陽射し、高湿度、これらのダメージに何年もさらされ傷み、灯台の設立100年記念の前、3年間にわたり復元工事が行われました。修復プロジェクトには約100万ドルの個人寄付が集まり、そのときの寄付をされた方々の名前が足元のレンガに刻まれていました。

修復後はライトは動作しません。

灯台からの景色

キラウエア灯台からの太平洋

岬から見下ろす太平洋では、絶滅危惧種のハワイアン・モンクシール、オオウミガメ、冬はザトウイルカも見ることができます。

12月~5月にはザトウクジラが沖を通ることもあり、ホエールウォッチングのスポットでもあります。

キラウエア灯台からの太平洋
キラウエア灯台のふもとの波

波はかなり荒いです。

鳥の楽園

ネネ

ネネだー!!!ハワイ州の鳥「ネネ」があちこち歩いてます。人懐っこく寄って来るのでかわいいのですが、触ったり餌をあげたりしないでくださいね。

ネネ

「あれ、行っちゃった。」

島に無数の鳥

白くプチプチ見えるのは鳥です。

キラウエア灯台の付近一帯は、海鳥の生息地としても有名で、ネネをはじめ珍しい鳥たちが保護されています。鳥が好きな人は双眼鏡を忘れずに!

モクアエアエ島

灯台のすぐ先に見える「モクアエアエ島」。海鳥の保護が目的で国立野生動物保護区に指定されています。

グンカンドリ

空を見上げると、ジェラシックパークの恐竜が飛んでいるように見えてしまいます。

オオグンカンドリ

オオグンカンドリ。

ネネ

再びネネ。

穴を掘ってそこで卵を産みヒナを育てるそうで、運が良ければヒナを見ることができます。

鳥の巣がある穴を踏まないように立ち入り禁止の看板があちこちにあります。

ビジターセンターのカウアイ島の模型。島の中央にそびえるワイアレアレ山に大量の雨が降って、水が豊かなガーデンアイランドになるわけです。

ハワイ固有種の植物も多く存在しています。この黄色の花はオアフ島花「イリマ」。アオイ科の花でハワイ固有種です。

ナウパカの花。

ネネがたくさん

ひゃーーーーーーーーネネがこんなにたくさん居る。「ネネよ、ネネ!」私、ひとりでパニックです!。

近づかず距離をおいて見守りましょう。

カウアイ・マリオット・リゾートにもネネがいます。

キラウエア灯台情報

キラウエア灯台(Daniel K. Inouye Kilauea Point Lighthouse)

3580 Kilauea Rd, Kilauea, HI 96754
10:00~16:00 日・月・祝休み
$5 16歳以上
(808) 828-1413
http://www.kilaueapoint.org/

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