ハワイが舞台の映画とTVドラマをご紹介します。ハワイのダイナミックな大自然は、映画のロケにはかなり使われています。「この映画はハワイが舞台だったんだー!」ってことも。
洋画と邦画、誰もが一度は聞いたことがあるなつかしの映画から歴史もの、アニメ、SF、サスペンスなど、実にジャンルが広いのです。
ハワイの美しい映像を楽しみながら映画を鑑賞してみてくださいね。次回のハワイ旅行では、行ってみたいところがあるかもしれません。
ファミリー・ツリー
「ハワイの土地を所有する上流階級」というユニークな設定と、だからこそ持つ悩みというのがこの映画のテーマ。
お金持ちで楽園ハワイに住んでいれば、何の悩みも無いかというと、家庭の悩み、仕事の悩み、人間関係とどこにでもあるような問題を抱えていたりする。さらにお金があるからこそのちょっと羨ましいような悩みもある。
ハワイの大自然の中にいると自然の力に癒されて、最悪のことでも乗り越えられるかも・・・と感じてしまう映画が『ファミリー・ツリー』。
STORY
主人公マット(ジョージ・クルーニー)と妻、娘2人とハワイで暮らすが、妻がボートで事故に遭い昏睡状態に。
ただ仕事にだけ明け暮れていたマットは、妻が浮気をしていたことをはじめて知るのだが、その事実を知らなかったのは自分だけだったとショック!これからは良き夫、理想の父親になると誓うのだが。
ロケ地は、オアフ島とカウアイ島。カウアイ島ハナレイのビーチはファミリー・ツリーを観て来る観光客も多いそう。
撮影に使われた「セント・レジス・プリンスヴィル・リゾート」ホテルは、水面に映った空の青さが絵に描いたように美しい風景です。
ソウル・サーファー
どんな辛いことにも何か意味があると信じること。
サーファー・サクセス・ストーリーではありません。実在のサーファーの奇跡の復活を描いた勇気と感動の物語。
本作の実在の主人公であり、プロサーファーとして活躍するベサニー・ハミルトン本人が主人公役のサーフィン未経験者アナソフィアを指導。
徹底的なトレーニングを1カ月間続け、サーフィンの技術をマスターしたという、本作と重なるような努力の賜物。
STORY
カウアイ島で暮らす13歳の少女ベサニー・ハミルトンは、プロサーファーを目指して、毎日海で練習をしていた。
ある日、サーフィンの練習中にサメに襲われ、一命は取り留めたものの肩の下から左腕を奪われるという悲惨な事故に遭遇する。
事故から1ヶ月、真っ先に海へ行き、サーフィンを再開。しかし、復帰後初の競技大会で思うような結果が出せず、もうサーフィンを諦めようと・・・。
ホノカアボーイ
ハワイ島の空気感に癒やされる映画。はじめて観たときは、こののんびりさにビックリしたのですが、だんだんはまって何回も観てしまいました。ハワイ島の景色も見モノ!
詳しくはこちらの記事で。
わたしのハワイの歩きかた
「あなたは毎日を生きている?」ということが問われるような映画。
毎日をなんとなく生きる主人公と、目標・目的をしっかりもって生きるハワイの友達との本音のぶつかりあいがおもしろい。
榮倉奈々ちゃんのラフで気張らない服装のコーディネートも参考になります(スタイルが良いのでどんな服でも着こなせているのもありますが^^;)。
STORY
雑誌編集者のみのり(榮倉奈々)は、ハワイで結婚式をあげる友達からの誘いがあった。どうせならハワイ雑誌の取材と無理やりからめてハワイへ。
ハワイで出会った人たちは、お金持ちと結婚することを目的としているあかね(高梨臨)、ビジネスで大成功をおさめようとするつとむ(瀬戸康史)、大富豪の御曹司(加瀬亮)という、マネー・マネー・マネー。
お金や成功を人生の目標として行動する彼らをみのりは非難するが、逆に「ちゃんと考えてないと、ろくな人生おくれないよ!」と真顔で返され、自分は一体何なのか?ただ流されて生きているだけじゃないか。
むしろ自分よりも真剣に人生を生きているのでは?と感じるように。
主題歌の竹内まりや「アロハ式恋愛指南」はハワイ感抜群の曲で元気な気持ちになれます。
プリンセス・カイウラニ
クジャクとピカケの花が大好きというところからも孤独を感じてしまうハワイ王朝最後の美しいプリンセス。
ハワイ王国からハワイ共和国、アメリカ合衆国ハワイ準州時代と、ハワイの激動時代を生きたお姫様です。
プリンセスカイウラニが幼少の頃に育った場所にホテルが建てられ、現在もシェラトンプリンセス・カイウラニホテルとしても残っています。
ハワイの近代史が手っ取り早く学びたい人には、オススメの映画。
ピクチャーブライド
ハワイに渡った日系人の歴史映画「ピクチャーブライド」。
どうしても観たくて英語版のDVDを買ってしまったほど。
今、日本人の私たちがハワイで観光を楽しめるのは、日系人の方々のお蔭ではないかと思います。
リロ アンド スティッチ
スティッチが地球に不時着した場所がハワイのカウアイ島のハナペペであるというところが実に興味深いです。
STORY
すべてを破壊するようにプログラムされた試作品のエイリアン「スティッチ」と、カウアイ島に姉と二人暮らしの少女リロのほっこりする物語。
モアナと伝説の海
まるで生き物のような水の表現がすごい!というのが私の第一感想。
ハワイと水は切り離せない大事なアイテムですね。
ディズニー映画の中でも、元気な女の子が主人公の映画は観ていて楽しいです。
モアナ役の声優に選ばれたのは、カメハメハスクールの女子高生のロコガール。ハワイアンの血を継ぐ子供しか入学できない学校です。
STORY
ディズニー初となるポリネシア系女性を主人公にしたアニメ「モアナ(Moana)」。
「モアナ(Moana)」とは、ハワイ語で「大海、太洋」のこと。
「アラ・モアナセンター」や「モアナ・サーフライダー」が浮かんだ人はハワイ通!!
2000年前、ポリネシアンのプリンセス「モアナ」が子供の頃の運命的な海との出逢いがきっかけで、ご先祖様がはたせなかったミッションをはたすために南太平洋へ航海に出ます。
海を旅する途中に伝説の半神半人のマウイと出会い一緒に冒険をしていくストーリー。ご先祖がはたせなかったミッションとは何でしょう?
マウイと言えば、お姉さんの髪の毛を編んで縄にして、マウイ島のハレアカラの山頂で、どこにもいかないようにと太陽をつかまえて、「マウイ島にたくさん太陽をそそぐこと」という条件で、太陽を解放したという伝説が。
参考映画南の島のラブソング
ハワイが舞台のディズニーアニメは、1作目が『スティッチ』、2作目が『モアナ』かと思ってましたが、映画『インサイド・ヘッド』と同時上映された短編映画『南の島のラブソング』が2作目でした。
『南の島のラブソング』を含めるとと『モアナ』は、ハワイを舞台にしたディズニー映画としては3作目です。
「誰かと出会いたい!」と願う火山君のストーリー。
6分弱の短編なのでYoutube版で最後まで観られます!
ハワイアンミュージックのウクレレの演奏と歌で、切ないながらも微笑ましく、最後まで観てしまう。
火山の擬人化という表現力がすばらしいです。
ハナレイ・ベイ
カウアイ島の北、ハナレイが舞台、村上春樹の「東京奇譚集」からの短編が原作。
この映画を観れば、ハナレイの景色がたくさん観られるかというとそうでもなく、ハワイの雰囲気が伝わるかというとそうでもなく、吉田羊のファッションに期待できるかというとそうでもなく。
私のような「ハワイが好き」という切り口から入ると「?」が残る映画ですが、「村上春樹ファン」という切り口から入ると違う世界に観える映画と思われます。
台詞が少ないので、間から登場人物の心情を読むという感じでしょうか。
STORY
シングルマザーのサチ(吉田羊)は、息子のタカシ(佐野玲於)がハワイのカウアイ島のハナレイ湾で、サメに襲われ亡くなったことを電話で知らされる。
大好きだったサーフィン中の事故。
サチは、息子が命を落としたハナレイ湾へ、毎年行き、海辺の同じ場所にチェアを置いて読書をして過ごす。
息子のことは嫌いだったが、愛していた。
パールハーバー
183分の長編!!パールハーバーは、アメリカにとっても、日本にとっても運命の日。
映画の中には友情、ロマンス、戦争、ヒューマンと、各テーマが1枚のお皿にのっているお子様ランチのようで、私は時々テーマを見失うことも。
「海兵隊」と「ラブロマンス」からトム・クルーズの懐かしの「トップガン」が思い出されてしまいます。
歴史的観点では、かなりつっこみどころがあって違和感がありますが、さすがハリウッド!真珠湾攻撃のシーンは見どころ。
広い海に囲まれたハワイ。太平洋の広さに両国ともに苦戦していたことがわかります。
パーフェクト・ゲッタウェイ
カウアイ島の大自然を感じたいならこの映画がオススメ。
最後の30分のどんでん返しが待つサスペンスストーリーと、カウアイ島のサバイバル的な大自然をお楽しみください。
STORY
ハワイで1組のカップルが殺され、“犯人は1組のカップルらしい”というニュースが流れる。
ハネムーンでハワイを訪れていたクリフ(スティーヴ・ザーン)とシドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)を含め、ハワイ観光を楽しんでいた3組のカップルが出会うのだが、この中の誰かが犯人ではないかと疑いの目を向ける。
そして楽園は一瞬にして“地獄”と化し衝撃の結末が。
50回目のファースト・キス
シリアスなテーマではありますが、ハリウッド映画特有のテンポ良さでコミカルに描かれ、あったかい気持ちになります。
STORY
ヒロインのルーシーは、交通事故の後遺症で記憶が24時間しかもたいない。前日のことはすべて忘れてしまうので、恋人のヘンリーとは翌朝になると「はじめまして」からやり直し。
ヘンリーの献身的なやさしさで毎日恋に落ちるのですが、ルーシーは自分が彼の重荷になると別れを決意。
ブルー・ハワイ
ハワイでは、エルヴィスファンという日本人観光客のおじさまたちに何人も会いました。
エルヴィスはある世代から絶大の人気。
そういう私も「ブルー・ハワイ」を何度か観ているうちに、エルヴィスがかっこよくなってしまい、おじさまたちの気持ちがわかります。
昔のカウアイ島の風景を観たい方にはおすすめの映画です。
【海外ドラマTV】Hawaii Five-0
ハワイ州は米国の50番目の州からついたタイトルのテレビ番組。
2011年からはじまり、配役の交代や視聴率低迷により何度も終了説が流れますが、ついにシーズン10で終了。
主人公スティーブの両親の秘密からはじまるシーズン1のテーマは、シーズンを追うたびに、一体どこにいってしまったのか、なかったことにしたのか?というほど大筋からそれまくってはおりますが、「行ったことあるー!」という知っている場所がよく登場するので、ハワイ好きにはハワイの景色を楽しむというのもありです。
ハワイではオハナ(家族・仲間)は助け合うことをとても大事にしますが、ファイブオーはまさにオハナの精神で、こういう人間関係っていいなぁと明るい気持ちになります。
どの映画にも、ハワイの美しい景色が登場しますので、ハワイ気分に浸りながら、映画をお楽しみください。
次回のハワイ旅行では、行ってみたいところができるかも。
観たところは行ってみたくなっちゃいますよね。