シェラトンプリンセス・カイウラニホテル宿泊記ブログ

一人旅のとき、シェラトンプリンセス・カイウラニホテルを選びました。
「一人旅でお値段お手頃でおすすめなホテルを探している。コスパ重視だけど、安全なことが第一条件。おすすめはどこ?」という方に、このホテルに決めた理由と、実際に滞在した感想をお届けします。
ハワイ王国最後のプリンセスであるカイウラニがかつて暮らしていた領地に建つホテル。ハワイ歴史好きにはこれだけでも惹かれます。
関連記事ワイキキのおすすめホテル23選|旅行の目的からホテルを選ぼう
ホテルの場所
部屋の様子
泊まった部屋はプールビューの4階で、正面には白い貴婦人モアナ・サーフライダー・ホテルがドーン!
低層階なので外からの声がうるさいかな?と思われましたが、建物がカラカウア通りから離れているので、大通りの騒音はまったく気になりませんでした。
SALEツアーなので部屋指定はできません。
海は見ようと思えばちょっと見えるという程度なので、この部屋はパーシャルオーシャンビューになるのかもしれません。
一面ALL窓なので、とても明るいです。
一人で寝るには十分なキングサイズベッド。シェラトン系ホテルには、シェラトン・ブランド向けに開発した「シェラトン・スイート・スリーパーベッド」が導入されているはずです。パンフレットによると「包み込む快適さを追求し快適な眠り、背骨を正しくサポート」とのこと。
デスクとキャビネット。
ひとりだとこのオットマン付の椅子は独占できます。
コーヒーメーカーとミネラルウォーター。
洗面所と浴室。バスタブのシャワーが可動式なのはうれしい。壁に固定されたシャワーはほんと使いづらいです。
金庫の上に冷蔵庫!使えるスペースはすべて使うという感じです。
まっくらな夜はプールの青さだけが妙に目立ち幻想的です。
外観
ホテルの正面玄関。
カラカウア通りからの入り口。こちらはプール側からの入り口になります。コーヒーショップがありカフェやデニッシュなどいただけます。
ロビーフロア
ロビーはプールに面しているので開放的です。ハワイらしさが隅々に感じられ、ハワイの歴史や文化に触れることができます。
プールに隣接する「ピカケ・テラス」では、朝食、ディナーとビュッフェが楽しめます。
ディナーではハワイアン・ミュージックのライブ演奏やフラ・ダンスショーもありますので、ハワイアンムードでゆっくりと食事を楽しむことができます。
フロントの背景には、プリンセス・カイウラニや当時のワイキキの写真がたくさん。
プリンセス・カイウラニの歴史の展示。美しいプリンセスです。
プリンセス・カイウラニ人形と身につけていた宝飾品。
オアフ島でも最高の水を生産するとして知られる井戸から汲みあげられた「フレッシュ・ウォーター」が、1階の奥のエレベーター(ピカケ・テラスの方)に設置してあります。ウォーターサーバーが壁のデザインとして溶け込んでいるので、ほとんどの人がウォーターサーバーと気づきません。
天然水が汲めるのはシェラトン プリンセス カイウラニだけですよ。
マイボトルを持っていけばハワイの天然水が飲める、さっそくいただきました。が、ぬるい・・・・。水は冷えてません。
プールから正面玄関に抜ける通りにあるこの石の椅子は、プリンセス・カイウラニが実際に座っていたものだそうです。
クジャクが大好きなプリンセスでした。このクジャクは置物ではなく・・・
生えている木に彫刻されたものです。プリンセス・カイウラニが亡くなったとき、飼っていたクジャクたちが庭でいっせいに鳴きだし鳴きやまなかったと言われています。
実際に体験して良かった点と残念だった点
良かった点
- ロケーションが便利。買い物もサクッと出かけられる
- エレベーターが混まずにすぐに乗れる
- 建物が通りには面していないので意外に静か
- ツアーだとフロントに一度も立ち寄らなくてOK
- ベッドがふっかふかで部屋が清潔
おすすめポイントは立地が良いこと
ホテルからちょっと出ればいくらでも買い物ができるので、食料を調達して部屋食も簡単にOK。
コココーブ(Coco Cove)で中身が自由に選べるサラダを、リージェンシーのワイキキファーマーズマーケットで、マラサダとクロワッサンとフルーツを、フードパントリー(FOOD PANTRY)でマンゴー味のCONBUCHAを買ってきました。
どこも近いのでホテル周辺を一回りするのもなんのその。何度でも部屋を出たり入ったり。
コココーブ(COCO-COVE)
ワイキキファーマーズマーケット
フードパントリー
外食よりも、部屋でゆっくり食べたいときはプレートランチを買ってきたり。部屋まで冷めない距離です。
歩きすぎて疲れたので、がっつり系を食べる予定でしたが、やっぱり半分残してしまった。また食べるかもしれないからとっておこう・・・というときに役に立つのがサランラップ。
便利な場所にあるので、滞在中は、買い物で荷物が多くなったり、食品を買ったときなど、いったん部屋に戻って置くことが容易にできます。
ちょっと休憩に部屋に戻ってコーヒーを飲んでからまた出かけてなど、エレベーターもすぐにくるので、部屋の出入りが非常に多かった。
また、徒歩圏内には楽しめる場所がたくさんあります。
ワイキキ・ビーチはすぐそば。ホノルル動物園、ワイキキ水族館、カピオラニ公園も徒歩圏内という好立地です。
ホテルの敷地から出て、クヒオ通りに向かうと、クジャクと一緒のプリンセス・カイウラニ像があります。
フロントに一度も行く必要がなかった
フロントのカウンターの上に「JTB」や「HIS」と書いたボックスがあります。ルームチャージがなければルームキーをこの箱に入れるだけでチェックアウト!
フロントに並んでチェックアウトする必要はありません。すぐにチェックアウトできるのでめちゃくちゃ便利!
私はJTBのツアーを利用したのですが、ハワイに到着してダニエル・K・イノウエ空港からアラモアナセンターにあるJTBオフィスに立ち寄ったときに、シェラトン系のホテルはアラモアナJTBオフィスでチェックインができ、ルームキーももらえるのです(※JTBオフィスでチェックインができるの時間帯は限られています)。
荷物も部屋まで運んでくれるので、ここからホテルのチェックイン時間を気にせずに自由に行動ができます。なんて便利なんでしょう。
つまり、滞在中に一度もフロントに行く必要はありませんでした。
残念だった点
- 隣の部屋の声や音がよく聞こえる
- コーヒーサーバーが紙コップ
早朝に隣の部屋から、ゴルフに出かけるおやじたちの大きな声で何度か起こされてしまった・・・。宿泊した同じフロアーはすべて日本人観光客のようで日本語しか聞こえてきません。
早朝で外もホテルもまだ静かなせいか、元気で楽しそうな笑い声と、おやじたちの会話が聞き取れるくらいよく聞こえました。
滞在3日目からは隣の部屋は空きになったようで静かに過ごせましたが。
コーヒーメーカーのサーバーが紙コップなのです。この紙コップは日本でいうLサイズだから1杯の量が多い!冷めないうちにこの量はなかなか飲みきれません。水の量を減らすとコーヒーパックのコーヒーの量が多いので濃いコーヒーが出来上がってしまうし。
ガラスのサーバーならば保温キープができますが、紙コップに抽出するのは、なんだか不便。一人ならまだしも、二人分のときはどうするのだろう?
ホテル内での滞在時間が多く、部屋での快適さを求めるならば、もう1ランク上のグレードのホテルをおすすめしますが、何よりもワイキキの中心という好条件をはじめ、残念な点も含めてトータルで考えると、かなりリーズナブルな穴場的なホテルだと思います。
どこの旅行会社のツアーにも組み込まれているホテルなので日本人観光客にも慣れています。ここに泊まるのは何回目というリピーターさんの日本人観光客の方にも会いました。
ロビーフロアにはプリンセス・カイウラニの写真やハワイ王朝の品々など、たくさん飾られており歴史を物語る博物館であることもユニークです。
2018年には従業員による約50日間の長いストライキも終わり、あらゆる面でホテルは改善されているのではないかと思われます。
ホテル情報・予約
» JTB Hawaii.comで料金と空室をする
» Expediaでチェックする
» Hotels.comでチェックする
ホテル名 | シェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテル (SHERATON PRINCESS KAIULANI HOTEL) |
住所 | 120 Kaiulani Avenue, Honolulu, HI 96815 |
電話 | 808 922-5811 |
部屋数 | 1140室 |
開業年 | 改装年:2004年/ 開業年:1995年 |
時間 | チェックイン: 15:00 / チェックアウト: 11:00 |
2018年時の情報です。