ハワイでは日差しが強いので、日焼け止めを使わないと後でひどい目に。ハワイでは一瞬の油断で「しまったぁ・・・」っと日焼けになってしまうこともしばしば。
50代になるとターンオーバーが遅すぎて、なかなか日焼け跡がもとに戻らないし、油断大敵です。
首の周りのデコルテ、肩、ふくらはぎ、足の甲など、普段意識しない箇所まで、日焼け止めを塗っています。
環境問題に取り組むハワイ州では、日焼け止めに関しても規制があります。
ハワイでの日焼け止め規制
日焼け止めの成分に2つの化学物質、「オキシベンゾン(oxybenzone )」と 「オクチノキサート(octinoxate)」を含む商品は、ハワイでは販売や配布が禁止されます。
施行は2021年1月1日。
目的は、サンゴ礁の成長に有害である成分とされ、サンゴ礁保護のためです。ハワイだけではなくオーストラリアなど世界のビーチリゾートでこの動きは広まっています。
ハワイのサンゴ礁を守る第一歩ですね。
サンゴ礁の残るカウアイ島ナパリ・コースト
ハワイで買った日焼け止め
私が毎日使っているのが、こちらの日焼け止め。
コクア・サンケアの「コクア・サンケア・ハワイアン・ナチュラル・ジンクサンスクリーン」で、ダウン・トゥ・アースで $30くらいで買いました。
化粧下地としても、からだにも、どこにでも使えるので、ヘビーユースのため、ケースの塗装がはがれてボロボロ。便利でありがたく使っています。
使い心地は硬めのクリーム。しっかりと肌につく!使用感です。硬めでも白くならずに透明になります。
日本でも使っています。
SPF50で、80分の耐水性と書いてあります。すごい!
どの日焼け止めならいいの?と迷う場合は「REEF SAFE(=サンゴ礁に安全)」のマークが目印。サンゴ礁、ヒトも含めて安心して使用できる日焼け止めです。
日本から持っていった日焼け止めは使える?
今回の規制は「使用」が禁止されるわけではありません。つまり、日本から持ち込みのチェックや規制もありません。
しかし、州をあげて、環境保護に取り組んでいますので、「じゃあ日本から持っていけば関係ないよね」ということで決してはありません。
日焼け止めクリームに含まれる紫外線防止剤2つ
日焼け止めに関する、予備知識を。
紫外線を防ぐ日焼け止め成分には、紫外線防止剤によって、大きく分けて「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤(反射剤)」の2種類があります。
今回、禁止された成分は、どちらも前者の「紫外線吸収剤」にあたります。
紫外線吸収剤
日焼け止めを肌の上に載せることで、紫外線吸収剤は紫外線を吸収し、熱エネルギーに換えて化学反応を起こさせます。
この熱は肌に感じるレベルではありませんが、有機化合物なので敏感肌の人は、まれに刺激でかぶれることもあります。
紫外線防御率は高いのですが、乾燥しやすくなり、肌への負担があります。
紫外線散乱剤
物理的な反応を利用するもので、酸化チタン、酸化亜鉛などの無機化合物の粉体によって日焼け止めが紫外線を物理的に散乱させます。
「ノンケミカル」と表示されている物は物理的反応によるものです。
シャカシャカと降ってから使うローションタイプで、白い粉末なので白浮きしやすく、紫外線防御力は劣るのですが肌負担はほぼゼロ。
商品紹介
オキシベンゾンとオクチノキサートが含まれていない、環境にやさしくナチュラル成分で作られたおすすめの日焼け止めです。
これからハワイ旅行のために買うという人は、ハワイ現地で買うことをおすすめします。