ハワイ旅行の準備には、ハワイに持っていくとお得なクレジットカードを用意することも大事なポイント。
ハワイではほとんどの店舗でクレジットカードが利用できます。
クレジットカードの中には、持っているだけで、ハワイ固有の特典として無料でトロリーに乗れたり、会員ラウンジが利用できたり、海外旅行保険が付帯しているため、旅行をより便利で快適にする機能を備えているものがあります。
しかも、カードの年会費が無料なら、持たない手はない!
2023年版として、ハワイ旅行におすすめのクレジットカード3選と、クレジットカードを使うときの注意点を紹介します。
ハワイ旅行でクレジットカードが必要な理由
ほとんどの店舗でクレジットカードが使える
ハワイでは、コンビニからレストランやカフェ、観光施設、小売店など、現地で買い物をする際には、ほぼ例外なくクレジットカードが使えます。
手元に現金があまりない場合や、予想外の出費が発生した際でも、クレジットカードさえあれば安心。
大金を持ち歩くリスクを避けることができるので、旅行をより安心して楽しむことができますね。
ハワイ旅行をお得に楽しむ多彩な特典
私はクレジットカードは支払いに使うだけで、特典やサービスを気にしたことがなかったのですが、ハワイ旅行で実際に特典を活用してみると、「これは便利!」と活用できるサービスであることを実感しました。
クレジットカードの特典を知っているかどうかは、ハワイ旅行では大きな違い。
ハワイで使える特典にはどんなものがあるのか、主な特典をご紹介します。(2023年7月時点)
ワイキキトロリー(ピンクライン)無料
ワイキキ⇔アラモアナ間を走るこのトロリーは別名「ショッピングライン」と呼ばれ、このトロリーに無料で乗れるのは便利です。
なぜなら「ワイキキ」と「アラモアナ」はお店やレストランが集中する2大ポイントですから、毎日でもどちらも行きたくなるエリアです。
約15分間隔で運行しているので、トロリー待ちのロスタイムもほとんどありません。(2023年7月現在)
しかも、自分だけではなく、家族大人1名 + 子供2名(11歳以下)まで無料で乗車できます。夫婦と11歳以下の子供2名の4人家族の場合は、全員無料になります。
参考までに、このピンクラインのチケットを購入した場合、大人の1日乗車券は5ドルとなります。
ツアーなので旅行会社のトロリーが無料で乗れるからいらないと思われるかもしれませんが、この特典も持っていると、トロリーを待っているときに先に来たトロリーに乗ることができますよ。
トロリーに乗る時にクレジットカードを見せるだけのお手軽さ。
ワイキキにあるラウンジが利用できる
ちょっとだけ休憩したいという短時間の休憩目的には超便利なのが会員専用ラウンジ!
しかもワイキキの中心地という便利な場所にあり、日本人観光客しかいないからか静かで安全です。
ワイキキでちょっとお茶をするにも、1杯5ドル以上のコーヒー代を使ってしまいますが、ラウンジにある飲み物は無料。
コーヒーからお茶、ジュースと子供から大人までいただけるフリードリンクが完備されています。
カード会員1名につき同伴者様5名まで利用可能。
その他には
・買い物で荷物が増えてしまったときなど、荷物の一時預かり
・無料Wi-Fiの利用
なども便利です。
私は空港からワイキキに到着したときに、まずワイキキのラウンジで一旦休憩してから行動を開始します。
また、ラウンジに隣接している現地のサポートデスクが心強いのです。
ラウンジに併設している現地のサポートデスク
いざというときのかけこみ寺!
個人旅行で現地に知り合いがいない場合、旅のアドバイスやトラブル時の相談に応じてくれます。日本人スタッフさんなので日本語でOK。
・ホテルやオプショナルツアーの予約
・レストランの予約
・空港までの送迎の手配
・カードの紛失や盗難時の緊急サービス
など。
個人旅行や一人旅の時、ハワイに知り合いなし、英語はやっとこさ、心配性の私には旅の相談できるラウンジは強い味方です。飛行機遅延でパニクった時はお世話になりました。
空港ラウンジが利用できる
搭乗までの時間を静かなゆったりした空間で過ごしましょう。
会員制の落ち着くラウンジなので、搭乗までの時間をストレスなく、Wi-Fiや充電の設備もあるので、PCやスマホなど有意義に過ごせます。
ソファーでゆったりと空港の夜景を見ながら、好きなドリンクをいただきネットが使えます。
早めに空港に行って、ラウンジでゆっくりしたくなるほど。
クーポンがもらえる
クーポンをもらったら、まず使えるお店はどこかをザッとでも見ておくべし!
買い物の後でクーポンが使えたことを知って「あのお店でも使えたんだ~」とがっかりすることがあまりにも多かったから。
ABCストアーをはじめ、1度は行くであろう店など、行く所々で何かしら使えるクーポンがあるというバラエティーに富んでいます。
クーポンは街角の無料雑誌スタンドにも。粗品プレゼントもありますが、買い物合計金額の割引や、レストランの割引やデザートサービスはありがたいですよね。
個人的には、プレゼントグッズよりも、支払う金額がOFFになる割引のサービスがうれしい。
海外旅行損害保険としての役割
海外旅行保険には加入することをオススメします。
海外旅行損害保険を使うことがないことが何よりですが、いつ何時起きるかわからないアクシデントに備えるものが保険。
ハワイの医療費は日本の医療費に比較にならないほどの高額です。
クレジットカードに付帯する海外旅行損害保険だけでも持っておきたいところ。
»海外旅行損害保険は必要?
クレジットカードに付帯する海外旅行損害保険は、2パターンあります。
カードを持っているだけで海外旅行傷害保険が有効になる「自動付帯」と、出発前に日本でハワイ旅行のためにこのカードで決済すれば海外旅行傷害保険が有効になる「利用付帯」です。
「利用付帯」というのは具体的には、海外旅行ツアー代、ホテル代、航空機代など、出発前に日本でハワイ旅行のために、このクレジットカードで支払いをすることをいいます。
クレジットカードの海外旅行損害保険だけでハワイ旅行をする人は多いのですが、補償のすべてをカバーするには補償が足らないので、その場合は別に保険会社の海外旅行保険に加入することをオススメします。
次に、欲しい特典が付いているクレジットカードはどれか、オススメのクレジットカードをみていきましょう。
ハワイにおすすめのクレジットカード
オススメのクレジットカードは次の通り。
- 楽天カード(JCBブランドの)
- 楽天カードプレミアム(JCBブランドの)
- エポスカード
クレジットカードの特典比較
「発行会社がJCBのクレジットカード」ということではなく国際ブランドが「JCBブランドのクレジットカード」のこと。「国際ブランド」というのは、クレジットカードの右下にロゴが描かれているものです。
楽天カードは「JCB」「VISA」「Mastar」「AmericanExpress」と好きな国際ブランドが選べますが、ハワイでのオススメは「JCBブランド」!
楽天カードで「JCBブランド」を選べば、「楽天カードの特典」+「JCBブランドの特典」の両方が有効になるので、ワイキキのJCBラウンジも利用できます。
楽天ラウンジ利用とポイントが魅力
楽天ポイントを貯めたい方。ネット不正あんしん制度や商品未着あんしん制度などネットショッピングのトラブルに対応した制度も導入されています。カード番号と有効期限が裏面にあり、表面がナンバーレスのデザイン。
- 年会費がずっと無料
- ワイキキトロリー(ピンクライン)乗り放題
- ワイキキのJCBラウンジ利用可
- ワイキキ/アラモアナの楽天カードラウンジ、楽天トラベルサポートデスク利用可
- ハワイ現地でキャッシングができる
- 楽天カード決済で楽天市場のお買物がポイント3倍
- 楽天カード決済で楽天トラベルポイント2倍
- 新規入会でポイントがもらえる
世界中の空港ラウンジ使い放題
「プライオリティ・パス」で世界中の空港ラウンジが使い放題。3コースから選べる優待サービスあり。
プライオリティ・パスとは、世界148カ国1,300カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる会員制サービス(※2022年9月時点)。年会費はUSドル429なので、楽天プレミアムカードの年会費11,000円と比較すると、どれだけお得か。
- 「プライオリティ・パス」カードの発行が無料で世界中の空港ラウンジ利用可
- ワイキキトロリー(ピンクライン)乗り放題
- ワイキキのJCBラウンジ利用可
- ワイキキ/アラモアナの楽天カードラウンジ、楽天トラベルサポートデスク利用可
- ハワイ現地でキャッシングができる
- 楽天カード決済で楽天市場のお買物がポイント5倍
- 海外旅行損害保険、国内旅行損害保険が自動付帯
- 新規入会でポイントがもらえる
すでに楽天カードをお持ちの方は、プレミアムカードへの切り替えも可能。
緊急デスクが24時間日本語でサポートしてくれるので、非常時用クレジットカード!
エポスカードは、もっとも利用できる国際ブランド「VISA」になります。
- 年会費無料
- 海外旅行保険利用付帯
- 海外キャッシングができる
- 紛失・盗難時の不正利用も全額補償
- ハワイに優待店有り
- 最短で即日発行対応
- 入会キャンペーンあり
クレジットカードは複数枚持つのがオススメ
クレジットカードは2枚以上持っていくのがオススメです。
1枚しか持っていない場合に、旅行中にクレジットカードを盗難・紛失したらアウトなのでリスクが大きいです。
2種類以上のブランドを
また、お店によっては使えないブランドもあります。
「JCB」は日本の企業。ワイキキやアラモアナ周辺は使えますが、離島や少し離れたローカルなところなど、お店によってはJCBカードが使えないこともあります。
アメリカなのに「アメックス」が使えない店もいくつかかありました。
このような理由から、2種類以上のブランドのカードをもっておくと安心ですね。
補償額の合算
クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、複数枚カードをもっている場合、「死亡保険と後遺傷害保険」以外の補償額を合算できます。(死亡保険と後遺傷害保険は、持っているクレジットカードの中で一番高額が補償対象になります。)
その意味でも、エポスカードを持っていると、保険補償額を増やすことができますね。
年会費が0円のクレジットカードは、すべて作っておくのもありだと思います。
次のように目的別に複数枚持ちがオススメです。
①JCBブランドの楽天カード(トロリーやラウンジ利用のため)
+
②VISAブランドのエポスカード(海外旅行保険のため)
クレジットカードを使うときの注意点
ハワイ旅行でクレジットカードで支払いをする場合、この点だけはおさえておきましょう。
PINは忘れないように
クレジットカード利用時には、サインではなく4桁の暗証番号の入力を求められることが多いです。「PIN」と言われてなんだったっけ?とならないためにも旅行前に番号は確認しておいて、忘れないように。
フードコートなどカウンター形式飲食店での注意事項
「フードコートなどはチップは不要なはずなのにクレジットカードでチップを10%払ってしまった」なんてことも。
飲食業のクレジットカード端末に、チップ選択画面が導入されているシステムが増えたからです。
知っていればどうってことはありませんが、知らないとチップを払うことになりやすいので記事にまとめました。
なぜ?
チップ不要のフードコートでチップをとられた?!カード支払いには要注意身分証明書必要な店も
クレジットカードでの支払い時に身分証明書の提示が必要な店が数店舗ありました。
写真付の身分証明書(ID)が必要とのことで、日本人の場合は「パスポート」や「国際運転免許書」になります。
実際に、アラモアナセンター内のショップと、カハラモール内のショップでは、写真付身分証明書の提示を求められました。
そのときはパスポートを持参していなかったので、ぎりぎり現金で支払えたので何より。予備に少しだけ現金を持っていてよかったです。
パスポートを持参していればクレジットカードは使えますが、パスポートを持ち歩きたくない場合は、買い物ができる程度のキャッシュを持っていたほうが安心ですね。
カード会社の緊急連絡先をメモ
海外旅行中にカードを紛失したり、不正利用の疑いがある場合には、すぐにクレジットカード会社に連絡することが大切です。
スマートフォンやパソコンに連絡先を保存していて見られない状況も想定し、カード会社の緊急連絡先を紙に書いて持っていくことをおすすめします。
緊急連絡先は、通常カード裏面やカード会社の公式サイトに記載されています。
必要な情報は国際ダイヤルの番号とカード会社の24時間対応の電話番号です。これらを確認し、旅行に持って行く財布やバッグ、パスポートケースなど、すぐにわかる場所に保管しましょう。
ハワイ旅行を充実させるためのクレジットカードまとめ
楽天カード (JCBブランド) | ・年会費がずっと無料 ・ワイキキトロリー(ピンクライン)乗り放題 ・ワイキキのJCBラウンジ利用可 ・ワイキキ/アラモアナの楽天カードラウンジ、楽天トラベルサポートデスク利用可 ・ハワイ現地でキャッシングができる ・楽天カード決済で楽天市場のお買物がポイント3倍 ・楽天カード決済で楽天トラベルポイント2倍 ・新規入会でポイントがもらえる 楽天カード |
楽天プレミアムカード (JCBブランド) | ・「プライオリティ・パス」カード発行が無料で世界中の空港ラウンジ利用可 ・ワイキキトロリー(ピンクライン)乗り放題 ・ワイキキのJCBラウンジ利用可 ・ワイキキ/アラモアナの楽天カードラウンジ、楽天トラベルサポートデスク利用可 ・ハワイ現地でキャッシングができる ・楽天カード決済で楽天市場のお買物がポイント5倍 ・海外旅行損害保険、国内旅行損害保険が自動付帯 ・新規入会でポイントがもらえる 楽天プレミアムカード |
エポスカード | ・年会費無料 ・海外旅行保険利用付帯 ・海外キャッシングができる ・紛失・盗難時の不正利用も全額補償 ・ハワイに優待店有り ・最短で即日発行対応 ・入会キャンペーンあり エポスカード |
ハワイ旅行を快適に過ごす観点から
・トロリー無料
・空港ラウンジ、ワイキキラウンジ利用
・自動付帯の海外旅行保険
などの特典から、オススメのクレジットカードをご紹介しました。
年会費が無料でハワイ旅行にカードを持っていくだけで、特典が利用できるなら持っていて損はありません。
これからハワイ旅行される方は、年会費無料のクレジットカードの利用を検討してみてはいかがでしょう。
海外旅行など飛行機に乗る機会が多い方なら、飛行機をお得に利用するためにもマイルが貯まるクレジットカードもぜひ検討してみてくださいね。