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ハワイスペシャリスト検定上級合格のための勉強法はコレ!

ハワイスペシャリスト検定上級の勉強方法

ハワイスペシャリスト検定上級に初めて合格してから8年になります。

ハワイスペシャリスト検定の有効期限は合格日より3年で、上級の資格をキープするには、3年毎に上級を受験することになります。

3年ごとに上級チャレンジしてますよ~!

上級試験は「選択式問題50問」を受験し、合格したらすぐに「作文」提出。作文の審査結果で合否が決まります。

ハワイスペシャリスト検定の上級は知らなければ答えられない問題ばかりで、逆に知っていれば難しくない知識量の勝負です。

ハワイスペシャリスト上級は何からどうやって勉強したらいいの?」と聞かれることがあるので、私の上級勉強方法について、ご参考までに紹介します。参考になれば幸いです。

「ハワイスペシャリスト検定って何?メリットあるの?」という人はこちらの記事を参照くださいね。ハワイ好きにはメリットがめちゃくちゃ有りです!

ハワイスペシャリスト上級の結果

上級を受験するのは、これで3回目。3回目にしてやっと満点が取れました。

フラやハワイ語を学ばれている方など、はじめての受験で満点の人もきっといると思います。

2022年8月受験

はじめて上級を受験したときは、72点でなんとか合格圏内でした(70点以上で合格)。暗記に頼り解答にも自信がなくて、運が良かったとしか思えません。実際、学んだ内容をあまり覚えてないし、学んだ意味がない。

こんなギリギリ合格の勉強方法ではハワイを学ぶ意味がないので、2度目の受験のときは、自分で勉強したことに納得できるように、またハワイの知識を深めるためにも、勉強方法を工夫してみました。

ハワイスペシャリスト検定受験結果
2019年11月受験

2度目の受験結果は1問だけ間違えました。2度目の受験はしっかりと勉強をしたので結果に現れた。

3度目の受験勉強では、これまでに学んだ知識が蓄積して、点と点がつながって大きな流れとして見えてきて、やっと学んだことが理解できてきた実感があります。

さらに3年後に受験勉強をしたら、どういう感じになるのか楽しみに。

勉強方法

ハワイについて、基本情報から、歴史、文化、自然、観光スポット、イベントとすべてを1から学ぼうと思ったら膨大な量になることは間違いありません。

一番学べるのはアロハプログラム公式サイト。どんどん学びやすく改善されています。

サイト内を全ページ読んで、動画も観て、学ぶことが基本でしょうが、相当なボリューム。私もまだ読んだり観たりしていない未受講ページがあります。

勉強の流れは以下のステップの通りです。

ヒント集

公式サイトから提供された「ヒント集」を先に見てしまう。

上級検定対策問題

全152問の問題を解いて解答を確認。

間違えたところをメモ

これが一番大事!間違えたところは放置せずにメモする。

上の「STEP.2」と「STEP.3」を繰り返す

何度も繰り返すうちに、ある時ドン!と覚えられるように。

トライアルテスト

公式サイトのトライアルテストで実力を確認する。

ステップごとに詳しくご紹介していきます。

ヒント集

先にヒントを見てしまうのもなんですが、アロハプログラム公式サイトより「ハワイスペシャリスト Hapuʻu(上級)ヒント集」のPDFファイルが提供されています。

ヒント集を覚えるだけでは、文章の暗記。はじめて上級を受験したときの私の悪しき勉強法でして、ギリギリ合格レベルです。ほんとにギリギリ。しかも内容を理解していない合格するためだけの勉強法。

検定はヒント集の文章通りには出題されません。

実際の上級の試験では、ヒント集の内容を理解しているかどうかを問うように、違う角度から(違う言い方で)出題されます。

  • ヒント集にない問題も出題されます。
  • 上級は「ひっかけ問題」も登場します。

主に「ヒント集」から出題されますので、この内容はすべて理解できること。暗記ではありません、内容を理解できることです。暗記にならないためには、意味がわからない言葉は積極的にサイトや本で調べましょう。

「マウイの大釣り針」が「マオリの大釣り針」になってるなど、単語を正確に覚えているかもひっかけ問題としてチェックされますので、単語は正確に覚えましょう。試験のときも焦って読み間違えないように。

「マウイ」を知らずに上級受験する人はいないと思うのだが・・・単に引っ掛け?

教本

ハワイスペシャリスト検定公式ガイドブック

「ヒント集」でわからないことは、教本『ハワイスペシャリスト認定公式ガイド』で確認します。どの本で調べても良いのですが、ヒント集の内容はこの本に確実に載っています。

ハワイの教科書

ハワイに関する疑問に、トリビア的に「なるほど~」と興味と知識を広げておくための副読本としておすすめなのが『ハワイの教科書』です。

『ハワイスペシャリスト検定公式ガイドブック』は、教科書的に全体を網羅する内容ですが、『ハワイの教科書』はクイズ的とでもいいましょうか、「へーーーー」とトリビア的な内容です。どうでもいい内容かというと、いえいえ、ハワイスペシャリスト検定の問題に関連しています。

『ハワイの教科書』の方が興味が湧きやすい内容で頭に入るので、こちらの本から読む方がとっつきやすいかもしれません。

ハワイの教科書2

今ではハワイの一大イベントになった「JALホノルルマラソン」。

第1回は1973年(昭和48年)に開催され、参加者は162人で、日本人参加者はいませんでした。ホノルルマラソン第1回の開催目的は「○○の為」でした。答えが気になる方は、『ハワイの教科書』をどうぞ。

上級検定対策問題

アロハプログラムの公式サイトに、ハワイスペシャリスト検定の対策として、全152問が問題と解答形式で丁寧に説明されています。

全問題解答できるようになれば合格なので、全問解答できることを目標にしましょう。

間違えた問題には、チェックを入れて残しておけます。

ここで大事なことは間違えた問題を放置せずに必ずメモしておくこと。そのメモの取り方をご紹介します。

間違えた問題のメモ

間違えた問題と解答こそが、あなたにとっての一番大事な教科書です。極論として、この「間違えた問題集」をしっかりやるだけでも合格できるはず。

何がわかっていないから(知らないから)間違えたのか?もう少し視野を広げて関連事項を自分でも調べ、解答をどんどん膨らませていくことがとても大事ではないかと思います。

「間違えた問題」と「解答」とさらに「調べたこと」を書き留めておくために、私はパソコンでEvernote(エバーノート)というソフトを利用しました。スマートフォンでも利用できます。

Evernote

Evernote

Evernote Corporationposted withアプリーチ

Evernoteは無料で利用でき、文字を入力したりスクリーンショットの写真をペタっと貼り付けらます。

Evernoteでの私のメモの一部

マイクロソフトのwordでも、ノートに手書きで切り貼りでも、とにかく間違えた問題をどこかにストックして何度も見れるようにできればやり方は何でもOKです。

具体的にどんなメモにしたのか、参考までにご紹介します。

間違えた問題と解答をメモする
ノートの一部
間違えた問題の一例。間違えた問題をすべてメモする。たくさんあった。

最初は嫌になるくらいたくさん間違えましたよ~。

この問題の何がわかっていないのか、内容そのものが理解できていないのか、モノのイメージがないのか、場所がわからないのか、その人の顔がわからないのか、など、それをググってその問題の範囲を少し広げて知識を入れるようにしました。

ググるとたいていはアロハプログラム公式サイトにたどりつきますが。

視覚で覚える

文章だけではなく、そのもの自体が見れるなら見える化するために画像を検索。

写真を貼り付けたノート
メモの一例 「エディーアイカウ」を人物写真とブランドで覚えた

ネットなどで情報を集めてノートに張り付けておくことで、視覚から理解しやすくなりますよね。

新たな発見がある検索は楽しい♪

例えば、解答が「モクアエアエ島」ならば、どんな形の島なのか「モクアエアエ島」で検索して画像を見ると「こんな小さな鳥の足の裏みたいな島なんだ」とわかる。

「モクアエアエ島」を画像検索する

例えば「チャールズ・リンドバーグ」はどんな顔をしているのか「チャールズ・リンドバーグ」で検索して写真をみると新聞記事もあり、「ニューヨークとパリ間を無着陸で飛行したんだ」「有名な台詞もあったな」とわかる。

「チャールズ・リンドバーグ」を画像検索する

そして、調べた画像はメモにペタっと貼っておく。

地名問題はどこにあるのか

地名を覚える場合、ハワイのどの位置なのか地図も張り付けておく。地名はハワイ語で覚えにくいので地図を張り付けて、その周辺の様子も一緒に覚えてしまいましょう。

地図を貼り付けたノート
地名問題はマップごと覚える。
ミュージック関連の問題

ミュージシャンの解答は、そのミュージシャンの代表作をYoutubeやアマゾンミュージックで検索して、どんな曲なのか聴きました。

Lena Machado – Hawaiian Song Bird

Gabby ギャビー・パヒヌイ

KAWAIOKALENA Kealii Reichel

ここまでくるとほぼ好奇心です。

何かひっかかっていること

いつもここで間違う・・・と頭の中でとっちらかっていることは、整理するために見える化しておく。

下の例は「ジョージ・バンクーバー」と「ジョン・ヤング」が、なぜか私の頭の中でごっちゃになっていたので、どういう顔をしていて、何をした人かを張り付けておきました。

ノートの一部
自分の中で整理できていないものを見える化した。

こう見える化して比較すると、バンクーバーは海軍の軍人で、ジョン・ヤングはエマ王妃の祖父と、時代もぜんぜん違うじゃないですか!ジョン・ヤングとエマ王妃が結びついたので間違えなくなりました。

以上のように、自分だけがわかるように、間違え問題と解答集「間違えた問題のメモ」を作成していきます

「間違えた問題のメモ」は、1か月間も続けると、かなりのボリュームにまとまり、これ欲しい人いるんじゃない?売れたりする?とさえ思ってしまうのでした。

繰り返す

間違えた問題集として作成した「間違えた問題のメモ」は使ってこそ意味があります。

  1. また、上級検定対策問題を受ける。
  2. 間違えた問題は「間違えた問題のメモ」を見る。

上記の1.2.を繰り返していきます。

調べ不足があればメモに追加していきます。

繰り返す間に、間違えた問題のチェックが少しずつ減っていくはずです。

繰り返し学習ってホントすごい!

同じ問題を何度も何度も繰り返す「反復学習」が「長期記憶」になっていく様を、体感しました。

ハワイ語の人名や地名って覚えにくいじゃないですか。それでも何度も口に出しているうちに、ある時から確実に覚えるようになる。「おっ、長期記憶になったかな」なんて思ったりします。

7割できるようになれば、トライアルテストを受けてみます。

トライアルテスト(過去問)

本を読んだり、問題を解いたりだけでは、わかった気になっているかもしれませんので要注意。

理解できているか確認するには、過去問であるトライアルテストを実際に解いてみましょう

WEB上から、一問一答クイズ形式で、ゲーム感覚で楽しみながら問題にチャレンジできるので、非常に続けやすいですよね。

ここで、間違えたり自信がない問題は、「間違えた問題のメモ」に戻って確認します。

トライアルテストは1度に10問しか出題されません。2回、3回と続けてトライアルテストをしてみると、問題が少しずつ変わります。

一方、毎回出題される固定問題もあり、出題される問題がやや限定されている感じもしますので、最終チェックは上級検定対策問題で行いましょう。

隙間時間を利用して、毎日最低でも1回はトライアルテストを受けていれば、全問正解続きになるはずです。

作文について

「上級」は択一問題に合格すると、そのまま作文問題に入ります。

出題される作文のテーマは毎回異なり、文字数は300~800文字、作文時間は20分です。

20分間で1から書く必要はありません。作文のテーマは事前に公開されるので、検定前に作文は用意しておき、試験の時は、コピー&ペーストで提出ればOKです。

つまり、上級の筆記試験の受験前に、作文しておく必要があります。

私がはじめて受講したときのテーマは「ハワイ島の魅力について」でした。このテーマなら、いっくらでも書けるよっしゃー!とガッツポーズ!

ハワイ好きなら簡単に答えられるし、思っていることを書くだけなので自由にのびのびと作文できました。

ご参考までに、そのときの作文をもとにしたハワイ島の魅力の記事がこちらです。

作文のテーマは、個人差がありますが書きづらいテーマの時もあります。

2度目の上級を受験したときの作文のテーマは、用意されたYoutube動画が10~15本あり、その中から印象に残った動画を1つ選び「その動画の感想と、あなたが次世代へ継承したい日本文化について教えてください。」という内容でした。

う~ん、はじめて考える内容だ。

Youtubeは、ハワイ州観光局のプロモーション動画で、まず、すべての動画を観ることになります。その動画のテーマと自分が考えている日本文化とリンクさせて答えることになりますが、動画の感想の方が私にとっては書きづらかったです。感想文と作文のミックス問題でした。

参考として、2021年6月上級の作文のテーマは以下の通り。

アロハプログラムコンテンツ「ハワイの哲学」カテゴリーは、先人達の考え方やスピリット、言葉の魂を伝えるコンテンツです。「ハワイ哲学」の中から、以下4つのコンテンツを読み、あなたが一番心に残ったテーマを1つ選び、なぜそのテーマを選んだか、何を感じたか、どう響いたかなど、あなたの意見や体験を述べてください。(文章内にどのコンテンツを選んだか必ず記載ください。)

・タロ芋と家族の関係
・言霊が宿るハワイ語
・Lōkahi ー神と人と土地の調和
・Mana(マナ)って何?

アロハプログラムハワイスペシャリスト検定上級

テーマはハワイの哲学です。タロイモやマナなど、言葉や断片的に知っていても、哲学となると、今まで考えたことがない、はじめて考える内容ではないでしょうか。

作文はテーマによって得意・不得意はありますよね。できるだけ得意な作文のテーマの時に受験しようと、前回の受験の時に強く思いました。

更新は有効期限の6ヵ月前から受験できます。更新できる時期になったら、その月の上級の作文のテーマを確認して、自分が書きやすいテーマの月に受験をするといいでしょう。

今回、私は有効期限は11月だったのですが、8月の作文テーマを確認したら、書きたい内容だったので、早めの8月に受験しました(残資格の3ヶ月間は勿体なかったかもしれない)。

2022年8月上級の作文のテーマは以下の通り。

【検定期間8月20日~26日作文テーマ】 今回は以下2つのテーマ①、②どちらか1つを選んでお答えください。どちらのテーマについて書かれたか、文章内に記載をお願いいたします。 ①あなたが行ってみたい、参加してみたい、体験してみたいと思うハワイでの現地ツアー(1つ又は1か所)を企画してください。そしてそのツアーの目的や、おすすめポイント等を教えてください。 ②もしくは、過去に参加したことのある現地ツアーで、また参加したい、人にお薦めしたいツアーを紹介してください。そしてお薦めのポイントや魅力、その時に感じたこと、経験したことなどを教えてください。

アロハプログラムハワイスペシャリスト検定上級

ハワイ好きには伸び伸び書けるテーマです。できれば、書きたいテーマで書きたいよ!

作文は、ハワイ州観光局、アロハプログラム事務局で複数のスタッフが全て読み、厳正に審査をされています。

800文字にコンパクトにまとめるってなかなか難しく、どんな風に書いたらいいの?という人は、参考作文が紹介されていますので参照くださいね。

過去に出題された作文問題の文章例

合格するメリットと特典

ハワイ好きには嬉しいメリットばかり。

  • ますますハワイが楽しくなる
  • イベントに参加できる
  • ハワイ現地での特別プログラムやツアーに参加できる

ハワイについて学べるセミナーは、ここしかない!

メリットについては、こちらの記事でハワイ愛丸出しで詳細をご紹介してます。

ハワイ旅行ノート

合格でいただいた「旅ノート」。ハワイ観光局オリジナルデザインのノートで、各島ごとのポケットページと方眼ページ。

さいごに

現地のオプショナルツアーに参加して、たまに、ハワイのことをあまりご存知でないガイドさんに会うことがありました。

ハワイスペシャリスト検定合格者など、ハワイについて知識を持っている日本人観光客もどんどん増えてきているので、ガイドさんももう少し勉強する必要が出てくるかもしれません。

そもそも「ハワイスペシャリスト」っていう呼び名がすごくて名前負けしそう。選択式の解答ではなく、記述式の解答でも満点とれる人はかなりの実力者でしょう。

机上で勉強することよりも、一番学べるのは現地に行くこと。体験学習に勝るものはありません。

ますますハワイが楽しくなるハワイスペシャリスト検定はいかがですか?

初めてのハワイ旅行!ハワイの基本情報を知っていると何倍も楽しめる ハワイの歴史を年表で簡単に学んでハワイの魅力を再発見!