フードコートはチップは不要。
ずっとそう思って、今までフードコートではチップを払ったことはありませんでした。ところが今回フードコートを利用したときのレシートを確認すると、チップが取られてる!
と、帰国後にレシートをチェックしていて気づく・・・。支払いをしたのは私ではなく夫。
「他の店は?」と、同じフードコート内の他の店のレシートも確認してみると、こちらのお店でもチップをとられているではないですか。
フードコートはチップ不要と夫は知っているはずなのに、なぜ?
ロイヤルハワイアンセンターの2Fのフードコートです。
どのような流れでチップを払うことになったのか、夫に確認し、フードコートでのチップと、クレジットカードの支払い方法で注意する点についてお伝えします。
クレジットカード端末のチップ支払いの仕組み
繰り返しになりますが、フードコートやファーストフード、セルフ式の飲食店などではチップは不要です。(※チップを渡したいときは渡してくださいね。)
ところが、フードコートでクレジットカードで支払いをすると、操作方法によってはチップを払ってしまうことがあります。(※注:ぼったくられたわけではありませんので)
飲食業のクレジットカード端末に「チップの仕組み」がシステム上の仕様として導入されているからです。
パッド型端末の画面がタッチパネル形式になっており、チップを何パーセントにするかタッチして選ぶという仕組みです。
端末によって違いはありますが「No Tip」や「0%」、「15%」「18%」「20%」とチップのパーセンテージを選びます。
フードコートはチップ不要なので、「No Tip」や「0%」を選べばいいのですが、「No Tip」や「0%」の項目がなくて、「10%」や「15%」からはじまっている場合もあり、これが要注意!なのです。
夫がフードコートで支払いをした時は、「No Tip」や「0%」という項目がなくて、「10%」以上からの選択になっていたので「フードコートでもチップを払わなければならなくなったんだろう」と思いこみ「10%」を選択したとのことでした。
なるほど「10%」を自ら選んだならば、このレシート自体は正しい。自分でチップを選んで支払ったのでぼったくられたわけではありません。
しかし、これでは強制的にチップを払うことになってしまうので、現地の知人に確認してみるとフードコートはやはりチップは不要。
おそらくチップを選ぶ画面に「Other」(もしくは「skip」など他の名前)という項目があって、そこから「No Tip」や「0%」が選べるはずということでした。
知っていればどうってことないのですが、知らないと、いきなりTipの選択肢が出てきてビックリしてしまいます。夫も「Other」の項目を見落としていたのではと思われます。
フードコートをはじめ、小さなカウンターだけのお店でも、ワゴン販売でも、飲食関連のお店では、このタッチパネルをよくみかけるようになりました。
フードコートやテイクアウトのセルフ式の飲食店で、チップはあげたければ付ければいいし、「No Tip」や「0%」を選んでも良いのです。チップはつけてもつけなくても問題なしです。支払い時に良く確認しましょう。
お店の人が勝手にチップをとるということはありませんのでご安心を。
なお、キャッシュで支払いの場合は、チップはとられません。クレジットカード支払いとキャッシュ支払いのプログラムが別のようです。
チップの画面が嫌だなと感じる人は、フードコートではキャッシュで支払う方が安心ですね。
トートバッグ代を支払うときにもチップの画面が
「DEAN & DELUCA」にて、トートバッグをレジに持っていきクレジットカードで支払う際に、チップ選択の画面登場!
「え?何のチップ?」とギョッとしたのですが、店員さんがたどたどしい日本語で「ゼロでいいです」と教えてくれたので、「0%」を選択しました。
「DEAN & DELUCA」はデリやスイーツなどの飲食もあるので、クレジットカード端末が飲食業用のため、グッズ購入でもチップが表示されたのですね。
飲食業用端末のプログラムの仕組みを知ったので、グッズを購入してもチップ選択が表示されたことに納得できました。
パッド型端末のまとめ
飲食業界のカード支払い時には、チップを選ぶ画面が出てくるパッド型端末がこれからも普及しそうです。
フードコートなどチップ不要のときの操作方法をまとめると
1.チップ不要の場合は、「No Tip」や「0%」を選ぶ。
(チップを払いたい場合は支払う%を選ぶ)
2.「No Tip」や「0%」の表示がない場合は、「Other」や「Skip」という項目がないか確認し、「Other」を選んだ後に「0%」を選ぶ。
チップとはそもそもサービスに対して支払うものです。
今回のように、フードコートでクレジットカード支払いにすると、注文と同時にチップを支払うことになるので、オーダーしたものが出てくる前、つまりサービス前にチップを払うことになりますよね。なんだか、チップ支払いのタイミングがおかしい気がします。
レジでスタッフ同士がずっとぺちゃくちゃおしゃべりをして、接客態度がまったく感じられないときなどはチップを払う気にはまったくなれませんし。
フードコートであっても、わがままなオーダーに対応してくれた、急いでつくってくれたなど、サービスが良かったらチップを払うことに抵抗はありません。
店員さんが感じ良かったとかチップを支払いたい場合はお支払いくださいね。
この先もパッド型端末が普及しそうですので、クレジットカードでの支払い時には気を付けましょう。
ハワイ旅行におすすめのクレジットカード