ワイメアとはハワイ語で「赤茶けた水」という意味。
カウアイ島の豊かな水、赤褐色の土、深い緑色、褐色の岩肌が長い長い年月を重ねて複雑な層となった景色は、まさに天地創造のよう。
こんなに小さな島なのに年月が生み出した壮大なスケールを感じてしまいます。
この水平な地層に驚き!プレートが押し合って褶曲によって地層が斜めに傾いたりしてません!
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ワイメアは1つじゃなかった
「ワイメア」という名の通りこの渓谷は赤土です。
実は「ワイメア」とつく地名がハワイ州の中に私の知るかぎりでは3箇所あります。
そして、ハワイ以外にもニュージーランドにも「ワイメア」という地名があります。
ハワイに3箇所もあることを知らずに、「ワイメア」で検索してかなり混乱してしまいました。
GoogleMapで「ワイメア渓谷」で検索すると、デフォルトでオアフ島のハレイワの「ワイメア・バレー」になってしまうのだ。
2通りのルートがある
さて、出発。幸先良く虹が出ました。虹が大きい!近い!
ワイメア渓谷の展望台(lookout)に行くには2通りのルートがあります。ワイメアの街からはいる「ワイメアキャニオンドライブ」とその先の「ケカハ」という街からはいる「コケエロード」の2通り。
地図で見ると「コケエロード」の方がクネクネでヘアピンカーブもあってワイルドそう。
どっちのコースから入ろうか迷ったが”ニイハウ島が見える”というヘアピンカーブ有りの「コケエロード」コースの方を選んだ。
これが大正解!!
実は「コケエロード」は草むらの中の道路で、雲っていて、ニイハウ島はほとんど見えなかったのだが、「ワイメアキャニオンドライブ」と「コケエロード」が合流した直後にある、ワイメア渓谷展望台の眺望に大感動でるのは「コケエロード」です。
この展望台に来るまで渓谷がまったく見えないからです。そして、いきなりこの風景が見えたら
「おーーーー!これが太平洋のグランドキャニオンだ!」ってなりますよね。
「ワイメアキャニオンドライブ」ルートだと、登りながら、途中でちょこちょこと渓谷が見えてしまうので、感動が少なかったと思う。
帰りは「ワイメアキャニオンドライブ」を通ったので、そのように感じました。
ワイメアキャニオン展望台
ジオラマみたい。
展望台の駐車場に屋台あり。果物や飲み物などそこそこのお値段で売ってました。
ワイメアキャニオンの柵に、まるで、パリのポンデザール橋。「愛の南京錠」のようです。
このキャラクターはフランスでしょーーー。
ワイメアキャニオンにはいくつもトレイルがあります。長距離で数時間かかるトレイルから、花や鳥など自然を楽しむ気軽に歩けるトレイルもあります。
看板が・・・銃社会であることを感じました。
たくさんの野生の鶏がいます。野生です。人が来ても、車が来ても、逃げもしない。逆に車にひかれそうで危ない。天敵がいないようなんです。
カララウ展望台
ワイメアキャニオンの一番奥の展望台です(1219m)。つい先ほどまで拡がっていた渓谷の眺めはあっという間にわいてきた雲に隠れてしまいました。あーーー、そして小雨が・・・・。ナ・パリ・コーストがまったく見えない。真っ白。
晴れていればこのように、恐竜の背びれみたいなナ・パリ・コーストが見えます。
ん???錯覚か?虹がうっすらと見えてきた。点線の中にうっすら虹が見えます?遠く離れると見えません?ついに幻想が見えてきてしまったのか?虹が見えるとまた来れるよって意味なんですよね。
NASAの衛生追跡のためのステーションも見えます。
DIRT SHIRTS
赤土を染料にした「ダートシャツ(DIRT SHIRTS)」がカウアイ島のお土産としてあります。レッドダートシャツ屋さん。
ダートシャツの色は、赤ではなくレンガ色。なかなかほっくりとしたいいレンガ色なので、Tシャツ買いました。洗濯機で洗っても色は落ちませんよ、大丈夫、大丈夫。