カウアイ島のハナペペにある本屋さん「トークストーリー」。
2019年6月に訪問した時は、カウアイ島で唯一の本屋さんということでした。ということは、アメリカ最西端の本屋さんでもあります。たしかに、カウアイ島では他に本屋さんを見かけません。
かつては1930年に建てられたヨシウラというスーパーとして使われていたのですが、1992年のハリケーン・イニキの影響で閉店。2004年に建物を改装してOPENした本屋さんです。
お店の外壁のイラスト、店内のインテリアと、フォトジェニック!
電子書籍は便利ですが「本ていいなぁ~」と紙の本のあたたかさを感じさせてくれた本屋さんです。
トークストーリー(TALK STORY)
外壁は本棚のペイント。ガラスの中に見える本物の本棚と重なっておもしろい。こちらの外壁にはハナペペならではのイラストが描かれています。それは後ほど・・・。
隣のアロハシアターは工事中。工事中の塀にディズニーの「リロ&スティッチ」が描かれています。ハナペペといえば、スティッチが不時着した町ですものね。
トークストーリーのオーナーのエドさん。ビジネス関連の賞をたくさん受賞されている経営者さんです。
なんと、奥様は日本の方!
私がお店で本を見ていたときに、後ろから「何かお探しの本ありますか?」と日本語で声をかけられたとき、びっくりしました。まさか、日本の方がいらっしゃるなんて。その節はご親切にしていただきありがとうございました。(余談ですが、ハナペペには日本人の方が6名住んでいらっしゃるそうです。)
なので、安心して日本語でお買い物できますよ。
英語が得意でなくても読みやすいカウアイ島のガイドブックを探していたので、奥様にこの辺りの本はいかがでしょうと何冊か紹介していただきました。
「I am “The Boss”」猫店長。看板猫です。おとなしくていいこだわぁ~。
店内の様子
お店に置いている本の種類が多いこと。古本、絵本、ヴィンテージではないかと思うもの、新書、カウアイ島のガイドブックや歴史本。ハワイ関連の本がとても充実していました。日本語の本やコミックもありました。
店内の装飾もとてもおしゃれなのです。本も見やすいように工夫がされています。
スティッチが窓辺に。スティッチの横にあるTシャツはTALK STORYオリジナルTシャツです。
スティッチを探せ
お店の外壁のどこかにリロとスティッチが描かれています。
はい、少し引いて・・・、これがヒント!
招き猫ちゃんも描かれているので、探してみてくださいね。
買ったもの
私のお目当てはカウアイ島についてのガイドブックでした。中身はカラーでこれなら「うっ!英語」って息詰まらずに興味深く読めそうです。日本でカウアイ島の本はなかなか見つからないので、現地で探した方が絶対にいい!
それと、ハワイのトランプを買いました。写真右側のボックスがハワイデザインのトランプ。ハワイのトランプとはなんぞや?
トランプの箱はしっかりと固く黒にゴールドのデザインで高級感。側面に「HOUSE OF KALAKAUA SDITION」「1874-1893」と書かれてます。これで意味がわかった方はハワイ上級者!
1874年は、カラカウアが7代目ハワイの王になった年。
1893年は、リリウオカラニ女王が王位を退き、ハワイ王国が終わりを告げた年。
カードは、1枚が厚目でしっかりしており、絵札がユニークです。
エース:ハワイ王国の紋章
ジャック:レレイオホク(カラカウア王の末弟)
クイーン:リリウオカラニ女王
キング:カラカウア王
箱の側面を見ないで買ったので、このトランプは各時代のシリーズがあるのかもしれませんね。
友達はカウアイ島の歴史本を購入。
ハナペペに行ったときは、「トークストーリー」のスティッチを探しに行ってみてくださいね。お店の中を見ているだけでも楽しくなってきます。
お店情報
3785 Hanapepe Road, Hanapepe, HI 96716
10:00~17:00 金曜:~21:00
(808) 335-6469
https://www.talkstorybookstore.com/
金曜日の「ハナペペ・アート・ナイト」のときは、お店の前でバンド演奏がはじまり、イベントの中心にもなっています。