ハワイ旅行中に最低でも1回は食べる料理がプレートランチ。プレートランチとは、一枚の皿に一食分の食事を盛りつけたもので、ハワイでは定番の食事スタイル。
プレートランチはチャイニーズ、コーリアン、ベトナム料理、フィリピン料理と、多国籍料理。
「ハワイは食べ物が美味しくない」というのは、一昔前の話らしい。
“らしい”というのは、私が初めてハワイに行った時はすでに何を食べても美味しかったから。
B級グルメのプレートランチもなかなか美味しいですよ。
プレートランチの典型的なパターン
アイスクリームのスクープでぽこっと丸く盛りつけたご飯が2つ(or1つ)、
そしてマカロニをマヨネーズで和えただけのサラダ。
それにメインのおかずというのが基本的なパターン。
プランテーション時代のお弁当から
もともとは、かつてのプランテーション時代に、農園で働く移民たちが、昨晩の夕食のおかずを翌日の昼食用の弁当として持参し、それを交換しあったことからはじまったといわれてます。
ひとつの容器に何種類かのおかずを盛り付けることは、日本のお弁当とまったく同じなので違和感が無かったが、もともとは日本人移民の文化からはじまっていたから。
カルアポーク。豚肉を蒸し焼きにして割いたもの。コンビーフの豚ヴァージョンという感じで大好きです。
アヒステーキ。アヒの焼き具合がミディアムレアで美味しいのです。
当時のプレートランチと今のプレートランチはカロリーが大きく異なることでしょう。
どう見ても1000kcalはあるだろうなーというプレートランチはざらにありますが、逆にヘルシーを意識した、玄米ごはん、野菜、レモンジンジャーソース添えほうれん草のサラダや野生の鮭とイカなどヘルシーなプレートランチも人気です。
チリビーンズ。
ハワイオリジナルのガーリックシュリンプ、ロコモコ、カルアポークも日本ではなかなか味わえないし、これこそハワイに来た!って気分になれます。
ブーツ&キモズのパンケーキとオムレツは、プレートランチの容器にいれてもらってテイクアウトすれば、何十分も待たずにすみます。
こうして、なんでもかんでもプレートランチの容器に入れられて、ハワイのゴミはプレートランチ容器の占める割合が多いと想像がつくし、環境問題にはならないのか?
と思ったら、このプレートランチに使われる、発泡スチロールの容器は、環境に優しい分解後は堆肥にできるタイプの容器に変わりつつあるそうです。
1976年創業のプレートランチで有名な「L&L Drive Inn」はアメリカ本土にも進出し大人気。本土では「プレートランチ」というと「ハワイアンバーベキュー」のことをさすそうです。