ハワイ旅行の楽しみ方の1つとして、オプショナルツアーを利用するのはとても効率的。
オプショナルツアーは、観光スポット、グルメなど、ハワイの魅力を味わえるおすすめスポットが効率的におさえられています。
自由に観光やショッピングをするのもいいのですが、オプショナルツアーも好き!
ハワイのオプショナルツアーに参加すること数十回(40回は超えてます)の経験から、オプショナルツアー会社の選び方やポイントをお伝えします。
現地ツアーをおすすめする理由
- ハワイの魅力を味わえるスポットに行ける
- 複数の箇所をつまみ食い的に一度にまわれる
- 交通手段を気にせず効率良く移動できる
- ガイドさんから色々な話が聞けてお友達感覚に
- ガイドさんが一緒だと何より安心
特に、私がオプショナルツアーに参加する一番の理由は、「ガイドさんからハワイのリアルな生活や様々な裏話が聞けること!」。
ガイドブックには載っていない情報、観光局が公には出さないであろう情報など、赤裸々に話してくれるので、生のハワイの理解が深まります。
おもしろおかしく話を盛っているわけではないし、いい加減なことを言っているわけでもなく、我々、観光客の安全のために正直な情報をおしえてくれます。
いつ聞いても、ハワイはアメリカだと実感。
「ハワイは危なくないよー、大丈夫、大丈夫」という人もいますが、全ては自己責任で自分の身は自分で守ること!これに尽きますね。
安全面の話だけではなく、ハワイでの生活、「HAWAII Five-O」「私立探偵マグナム」の撮影秘話など、楽しい、おもしろいリアルなお話も。
これこそが、ますますハワイが楽しくなるガイドブックにはのっていない貴重な情報です。
オプショナルツアーに参加したら、是非ガイドさんとお話してみてくださいね。
ツアーを選ぶ前に考えること
ネットや旅行ガイドブックで情報収集
自分が興味を持っている場所やアクティビティなど、インターネットやSNS、ガイドブックで情報収集を。
- 評判や口コミをチェック
- 料金の比較
- 信頼できそうな会社を選ぶ
- ガイドさんの評判
- ツアーに何を求めるか
どのようなツアーがあるのか、どのようなスケジュールで行われるのか、また料金はどれくらいかをざっとでいいので把握。
調べているうちに相場がわかってきます。
「ツアーに何を求めるか」というのは、丁寧に観光ガイドをして欲しいか、それとも、下調べは自分でするので移動手段としてでかまわないなどです。
ツアーのスタイル
スタイルとはざっくり言うとツアー参加人数です。
- 大型バスでの数十名の団体ツアー
- ミニバンか大型バン1台で6~10名くらいのツアー
- 自分たちだけのプライベートツアー
団体行動は嫌という人もいますが、知らない人と一緒でも「今回はなぜハワイに?」「ハワイは何回目ですか?」とド定番の質問をすると、色々な答えが返ってきて楽しいです。
「孫と一緒に来た」とか「先月退職してやっと会社員生活が終わったから来た」とか、いろんなハワイ旅行があるんだなーといつも思います。
おすすめは予算がゆるすならプライベートツアーです。
特に、ここはじっくり味わいたい詳しい説明がほしいってところは、ガイドさんと一緒のプライベートツアーが断然良いです。
ある程度の自由がきくので、途中でお店とか行きたいところに立ち寄ってもらったり、希望を伝えるとそれに応えてくれてくれるので、満足度が違います。
オプショナルツアーQ&A
ツアーの料金の違いは?
同じような内容のツアーでも、ツアー会社によって料金が異なります。
それならば安い方がいい?
いえいえ、そういうことではなく安いには理由があります。
人件費を削減
・オプショナルツアーの申し込みは日本で出来るが、支払いはハワイ現地のオフィスまで行かなければならない。
・ガイドさんは、日本語が少しわかる程度のドライバー(兼ガイドらしい)で、お世辞にもガイドさんとは言えない。
ツアーに含まれていない料金があるので安い
オプショナルツアー中の、昼食代、入園料、ガイドさんへのチップなどが含まれているかどうか。
申込み窓口が代行会社
ネットで調べると、どのツアー会社から申し込んでも、内容がほぼ同じ!
同じ時間に同じ場所をまわり、タイムスケジュールが同じということがあります。
実際にツアーを催行しているのは1つのツアー会社で、申し込み窓口になっている代行会社が違うということが多いです。
つまり、どこから申し込んでも、同じツアーに参加するということ。
代行会社ではマージンがのって料金は少し高く設定されていることがあります。
ツアーには催行会社が明記されているはずですので、直接ツアー催行会社のホームページでツアーの内容や料金を確認すると、少し安くなることもあります。
格安のツアーでもOKというケース
では、ツアーは料金は高い方がいいのか?というとそうとも限りません。
ツアーに何を求めるかです。
私のようにガイドさんとのお話を楽しみにする人や、初めてのハワイ旅行の人は、英会話が苦手な人は、日本語堪能なガイドさんがいる方が何倍も楽しめます。
ハワイ旅行を何十回も経験している友人は、いつも格安オプショナルツアーを利用しています。
好きな場所には、ハワイに来るたびにオプショナルツアーを利用して毎回行くとのこと。
その理由は、ハワイのことはすでによく知っているので、ガイドさんの説明もいらないし、その場に連れて行ってくれるだけでいいとタクシー代わりだそうです。
ガイドさんてドライバーさんのこと?
一番多いオプショナルツアーは10人くらい乗れるバンでまわるツアーが多く、ドライバー兼ガイドさんが1名という場合がほとんどです。
そして「ドライバー兼ガイド」さんでオプショナルツアーの良し悪しが決まるといっても過言ではないでしょう。
日本人観光客にとって、ここで一番のポイントは次の通りです。
- 日本人(日系人)のガイドさんなのか?(日本の環境に接したことがある)
- 日本語が少しだけ話せるガイドさんなのか?(日本人ではない)
この違いはとても大きいですよー!!
日本人のガイドさん
例えばドライバー兼ガイドさんが、日本人か長年日本育ちの人の場合は、言葉の問題は無いし、観光客がどんなことに興味があるだろうまでわかっているので、会話がおもしろく、こちらのどんな質問にも的確に答えてくれます。
各撮影ポイントでは写真も撮ってくれたり、いわゆる「おもてなし」精神で、きめ細やかな対応をしてくれることが多く満足度が高いです。
現地のことも当然勉強してガイドさんの役割も、ドライバーさんの役割も両方はたしてくれます。
ハワイに住みはじめてから、ガイドさんをはじめたという日本人のドライバー兼ガイドさんには、たくさんお会いしました。
私が個人的に思うに、「間」(ま)の取り方がちょうどいい。行動もあくせくとせずに、ダラダラもせず、調度良い間をとってくれる。
そして、うるさすぎない(おしゃべり過ぎない)ってのもポイントかと。
日本語が少し話せるガイドさん
一方、日本語が少し話せるレベルのドライバー兼ガイドさんの場合、ほぼドライバー役のみという印象がとても強いです。
最低必要限の伝達事項(集合時間と時間など)しか話しませんし、カタコトの日本語がちょっと聞き取りづらくて、聞き返してしまうことも。
ドライバー役のみだと、行き先のことは自分でしっかり下調べしていかないと。
質問をしても日本語の意味がわからないのか、答えてもらえない。なんか不機嫌で”話しかけるなオーラ”全開のガイドさんもいました。
日本語が通じない英語だけのツアー
初めてのハワイ旅行で、一番最初に参加したオプショナルツアーは「日の出ダイアモンドヘッドツアー」でした。
英語のみのドライバーさんが一人で、車中で簡単な観光ガイドをしてくれているのですが「わっ!英語だ」と一瞬あせりました。言語のことなど確認しなかった(-_-;)
バスでの移動がメインで距離も短く、集合時刻と場所さえ聞き取れれば、日本語がわからなくても問題ありませんでした。
離島のツアーは、英語だけのオプショナルツアーも多いです。
英語のツアーは色々な国からの観光客が集まりますので、賑やか過ぎることも。国民性がはっきり現れます。
参加したいツアーが英語のみという場合もよくあります。
アクティビティの場合、誓約書へサインが必要になりますが、英語ツアーの場合も当然これも英語。大事なことなので、これは頑張って読んで納得した上でサインをしましょう。
英語に自信がない人は自分で対応できるかどうか確認してくださいね。
英語のツアーで、ちょっと大変だったツアー体験記
英語力試しにあえて英語ツアーにチャレンジしたこともありますが、ツアー自体は楽しめても、ガイドさんの肝心な説明が理解できず。ガイドブックに載ってないような情報はわからなかった。
申し込みはいつする?
オプショナルツアーはネットで申し込みができますので、出発前に日本で予約しておきましょう。
ツアーによっては定員がありますので、予約でいっぱいということもあります。
空きがある場合は現地でも申し込みはできます。
現地申込みの方が安い?
現地で申し込む場合は、旅行会社のカウンター、ホテルやDFSの1階のツアーカウンターなどでできます。どうも、現地申込みの方が若干安かったりするようです。
私は毎回、日本で予約するのですが、同じツアーに参加した人に料金を聞いたら私よりも安い。
ハワイでツアー会社さんのカウンターで申し込んだそうです。
あくまでもツアーに空きがあることが前提ですので、人気のツアーは日本で申し込んでおいた方が安心できますし、スケジュールを組みやすいですね。
現地支払いの場合は支払い方法を事前に確認
また、料金の支払いは、日本でクレジットカード払いか、ハワイで現金支払いがほとんどです。
現地支払いの場合は、現金のみの会社も多いので、クレジットカードが使えるかどうか事前に確認しておきましょう。
現地でクレジットカード支払いができても、クレジットカード手数料も加算されることがほとんどでした。
離島オプショナルツアーは注意
オアフ島から日帰り離島観光オプショナルツアーは、航空券の手配が必要になりますから、最大人数と催行人数が決まっています。
とくに「日帰りハワイ島の火山ヴォルケーノツアー」は人気がとっても高いツアーなので、早目に予約をしないとすぐにキャンセル待ちになります。
一方、催行人数に達せず中止になることも。
オアフ島からの「日帰りカウアイ島観光ツアー」を家族3名で申し込んでいたのですが、催行人員の4名に達せず、前日にツアー中止になってしまいました(ガーーーン)。
ハワイ島、マウイ島は人気ですが、カウアイ島はいまひとつマイナーなようです。
オプショナルツアー会社さんのお話だと、まずはハワイ島、そして次にマウイ島へ、両島とも行ったことがある人がカウアイ島へという順番のようで、カウアイ島まで行く人は少ないそうです。
私も離島へ行くのはこの順番通りでした。
ハワイに到着したらコンファーム(確認電話)を入れる
日本から現地ツアーの予約をした場合、ハワイに到着したらツアー会社さんにコンファーム(予約確認)を電話でするのが一般的です。
予定通りハワイに到着しているか確認するためのもので、ホテルの部屋番号も伝えることも。
電話は日本語OKのところも多いので心配することはありませんが、英語ツアーは英語です。
オプショナルツアーにチップは必要?
移動する車の中に「オプショナルツアー料金にはチップは含まれていません。」と日本語で書いてあることがあります。
また、「ツアーにご満足いただけたらボックスの中にチップをお願いします。mahalo!」と書いた箱がおいてあったこともありました。
結論として、強制ではありませんが、感謝の気持ちとしてチップは必要。
申し込み時に、ツアー代金の中に「チップ含む」と明記されている場合もあります。
英語のツアーに参加した時は、チップ慣れしている参加者なので、みなさん最後にドライバーさんと握手をして別れるときに、握手の手の中に紙幣のチップを持って渡してました。ファミリーの場合はお父さんが全員分をまとめて。
チップはいくらかというと、オプショナルツアー代金の10~20%というところではないでしょうか。
感謝とお礼を込めた満足度ですので金額に決まりはありません。
おすすめのオプショナルツアー会社
全て参加したことがあるツアー会社さんです。
オアフ島
ダイアモンドヘッドクラブハワイ
ダイアモンドヘッドクラブ ハワイ
ガイドのJUNさんは日本よりもアメリカ生活の方が長い、日本生まれの日本人。TV「ハワイに恋して」にも出演している有名なコーディネーター&ガイドさん。よそには無い個性的なオリジナルツアーが揃っています。「神社仏閣ツアー」がオススメ。
アロハアイナエコツアーズ
アロハアイナエコツアーズ
※残念ながら現在は営業してません。今までありがとうございました。
トレッキングやハイキング、山や自然の中に入りたいという方にはここ!ハワイというとビーチと思われがちですが、エネルギー高く巨大に成長した植物の山もかなり魅力的。多数のメディアに紹介されています。私は「マノア滝ハイキングツアー」はお気に入りでリピーターです。
さゆりロバーツさん
さゆり ロバーツさんのワイキキ・ダウンタウン歴史街道ツアー
徒歩でまわるツアーです。ガイドのさゆりさんはハワイ州観光局公式のラーニングポータル「アロハプログラム」キュレーター&文化アドバイザー。歴史好き、もっとハワイのことを知りたい、トレビア大好き!という方にはピッタリ。ツアーの後はハワイの風景がちょっと違ってみえるかもしれません。
ハワイ島
MAKOA(マコア)
MAKOA(マコア)
ガイドの昌平さんはロコに見えるほど見た目も中身もハワイっぽい人。ハワイの歴史、文化、神話と、本当のハワイのことなら誰よりも知っている本物のガイドさん。マコアさんは色々なメディアでもとりあげられています。オリジナルツアーなのでわがままにも対応していただき助かります。
カウアイ島
コア・ツアーズ
コア・ツアーズ
カウアイ島で有名ガイドのボビーさん。サービス精神満載でカウアイ島が大好きになること間違いない。ボビーさんのツアーじゃないと楽しめない要素がたくさんあってとても充実したツアーです。リピーターさんが多い理由に納得。
アオラニカウアイ
アオラニ カウアイ
カウアイ島のヒンズー教寺院に行きたくて唯一見つけたツアーがこちらの会社です。タクシー会社が母体なのでツアー以外にも空港の送迎などもOKです。オーナーのノリコさんは日本人、ガイドのラーヤさんは帰国子女の日本人。カウアイ島のようにゆっくりのんびりできました。
その他おすすめオプショナルツアー会社
- JTB Hawaii安心のJTB
- VELTRA ハワイ現地オプショナルツアーツアーの種類が豊富
- Blue Wave Tour現地のオプショナルツアー会社
私のオプショナルツアー失敗談
詰め込みすぎで失敗
初めてのハワイ旅行のときは、欲張って、ハワイをあっちこっちたくさん周りたいと、オプショナルツアーを午前はここ、午後はここと、スケジュールにびっしり詰め込み過ぎました。
楽しいながらも、時間に追われてさすがに疲れます。
半日はフリーにしておくくらいの方が、ハワイをのんびり楽しめるでしょう。
ショッピングやビーチに出かけたり、景色を観てのんびりしたり、美味しいものを食べたり、お散歩など、ハワイだからこそできる貴重な楽しみ方も。
偶然見つけるもののおもしろさ、そして、どこにいってもすばらしい景色も堪能して下さいね。
お得感重視で失敗
「この値段で、こんなにたくさんの場所を周ってくれるなんてお得~!」とばかりに、安いオプショナルツアーに参加したことあります。
駆け足でたくさんの箇所をまわるため、車に乗ったり降りたりで、ただただ、慌ただしくて、その場を味わうことができずに、逆にもったいなかったなという印象です。
ドライバー兼ガイドさんは、日本語がほとんど話せない方で、ガイドさんとしての役割は「ここは○○です」と地名でこたえるレベル。
オプショナルツアーだからガイドさんの説明があるだろうと、下調べもおろそかに参加してしまったので、行く先々「ここは何だろう?」でした。
行った先々で消化不良だったので、日本に帰ってきてからオプショナルツアーで周ったポイントをガイドブックで調べ直し、「あー、そうだったのね、ここは」とますます勿体無いことをしたもんだと痛感。
しかも、このツアーの車は、集合場所に25分遅れて到着。
20分経過した時点でさすがに心配になり、ツアー会社に電話を入れると「今、向かってます」と蕎麦屋の出前対応です。
集合場所に約30分間つっ立ったままツアー車を待ち、初っ端からBadなスタートでした。
さいごに
ハワイに着いたらどうやって過ごそうかとノープランの人は、オプショナルツアーの中から興味があるものを選んでみるのはいかがでしょうか。
自分では知り得なかった場所やお店、お土産にも出会えます。
長期滞在ならともかく数日の滞在の場合は、時間が貴重。
効率よくハワイを知るにはオプショナルツアーに参加することがおすすめです。