ハワイ到着時、入国審査で長蛇の列に並び、1時間とか費やしてしまうことありませんか?
もっとスムーズに米国に入国できるようにと、米国の国境警備局が無料アプリ「モバイルパスポートコントロール(MPC)」を提供しています。
モバイルパスポートコントロール(MPC)とは、MPCアプリから、入国時に必要な情報(渡航詳細や税関申告情報など)を申請することができ、入国審査時には「Mobile Passport Control申請者専用レーン」を利用してスムーズに入国することを可能にしたものです。
Mobile Passport Control (MPC) 公式ページ
モバイルパスポートコントロールが利用できる人
- 米国市民、米国永住権保持者
- カナダ国籍の米国B1/B2 VISA保持者
- ESTA申請者かつ、ESTA認証による渡航が2回目以降の方
MPCは2024年4月現在、33の米国国際空港に対応しており、ハワイで対応している空港は「ダニエル・K・イノウエ空港」です。
ハワイ島の「コナ国際空港」はMPC対応の空港リストにはありませんでした。
モバイルパスポートコントロールアプリの使い方
渡航前に申請内容をMPCアプリから入力し保存しておきます。そして、ハワイ着陸後、アプリから顔写真をアップロードして申請し、QRコードが発行されるとMPC専用レーンから入国審査ができます。
渡航前
1.モバイルパスポートコントロールアプリをダウンロード。
※同行者はアプリをダウンロードする必要はありません。
Mobile Passport Control
US Customs and Border Protection無料posted withアプリーチ
2.入国手段(空路か海路)、利用予定の空港の入力から開始。
3.自分と同行者のプロファイルを作成(パスポート情報、氏名、性別、生年月日、国籍など)。
・該当する渡航書類を選択:ESTAで入国する場合「Visa Waiver Progam Passport」
・いくつかの質問には「Yes」か「No」で回答
・旅行の目的を選択:観光客の場合「WT (Waiver Tourist)」
3.データを保存。「traveler」として登録される。
ハワイ着陸後
1.アプリを開き、登録されている「traveler」を選択して、アプリ上で自撮りしてデータを送信すると、QRコードが作成される。
2.「モバイルパスポートコントロール専用レーン」で、入国審査。
※入国審査官による審査は必要です。QRコード、パスポートも提示します。
プロファイルはネットに接続していなくても作成できますが、情報を送信する時、QRコードを表示する時にはネット接続が必要!
到着後、すぐにネットに接続できる環境でないとモバイルパスポートコントロールアプリは使えません。
そんな時、おすすめなのがレンタルWi-Fiです。
MPCを利用する人が増えれば、一般レーンの混雑も緩和されそうです。