マノア滝のすぐ近くにあるライオン植物園とアイフアラマ滝。本当はオプショナルツアーでマノア滝に行くはずだったのですが、1週間前に大雨でマノア滝つぼに大きな落石があり立ち入り禁止に。
ツアー会社さんが、急遽おとなりのアイフアラマ滝へのトレッキングに変更してくれました。
こういう機会でもなければ、アイフアラマ滝へは行くことができなくて、逆にラッキー。
ライオン植物園では、日本ではなかなか見ることができない、亜熱帯のエキゾチックな植物がたくさん生息しています。
場所
ライオン・アーボリータム
マノアの午前中はおきまりの雨。貿易風がコオラウ山脈にぶつかるので霧だったり雨だったり。毎度のことです。
雨でもなんのその。カッパを借りて歩きはじめます。ツバのある帽子をかぶってから、カッパのフードをかぶるとツバがひさしになるので、顔に雨がかかりません。トレッキングのときはツバがある帽子を(キャップ型でもハット型でもOK)。
ハワイ大学が所有している植物園です。
ハワイ諸島は、数千マイルの外洋に囲まれ、最も近い大陸から3800kmです。このように隔離されていたことが、世界のどこにも見られないユニークで多様な植物の進化をもたらしました。
ハワイの在来植物の祖先は、次のいずれかの方法でここに到着。
1.風(2%)
2.水(23%-海に浮かぶ)
3.翼(75%-鳥の上または中)
ハワイの約90%の顕花植物(花を咲かせて実を結び種子によって繁殖する植物)と75%のシダは、ハワイのみで自然発生しています。
道は整備されているので、トレッキングというよりは、お散歩感覚で歩けます。しかし、砂利道だったり、雨上がりはとっても滑りますので、歩きやすく滑りづらいスニーカーで。サンダルはNGですよ。ビーチサンダルを履いていた外国人はころんでました。
「果物の落下に注意!」の看板が。
たしかに足元には果物の実が落ちています。
これが落ちてきて当たったら痛いかも。
エキゾチックな植物が続きます。
雨で植物たちが洗われて、ツヤツヤきれいなんです。
コロボックルか、トトロかというくらい大きな葉っぱ。傘になる。
タロイモ畑を大樹が見守っているようです。
アイフアラマ滝
もうすぐアイフアラマ滝。
ここだ。。。たしかに滝。これでも水の量は多い方らしいです。
小さな滝でも水の音には癒やされます。
空を見上げると雨も上がってきた。
お決まりの午前中の雨はやみました。レインコートはリュックにからめて。あー気持ちいい。ほんとに緑が生き生きしてます。
ジャングルのような中をすすみます。
ホワイト・ジンジャー。
シェル・ジンジャー。
レッド・ジンジャー。
ブルー・ジンジャー。
すべての葉っぱが陽を浴びるために螺旋状に葉が広がります。
おやゆび姫みたい。
マイアピロ。
パキスタキス・ルテア。白い部分が花です。
コーヒーの木。
1本の木に数種の植物が寄生。
中央に雨水が貯まるようになっていますね。
マノアが美しいです。何種類もの植物が群生しています。
珍しいピンクのバナナ。
ビーハイブ・ジンジャー。ミツバチの巣(Bee hive)のような幾何学模様の花序。自然の造形物とは思えないくらいの幾何学模様。
ティー・リーフの花。
なぜか、仏像があります。奉納品なのかもしれない。こちらに向かって歩いてくる姿を模した「Walking Buddha」と呼ばれているブッダの立像。
ねむの木の繊細な葉っぱが美しいこと。
ワイキキから車でわずか20分のリラックススポットでした。
情報
3860 Mānoa Road, Honolulu, HI 96822
8:00~16:00(月-金) 9:00~15:00(土)日祝休 ※シーズンによって異なるので公式サイトでご確認ください。
https://manoa.hawaii.edu/lyonarboretum/