オアフ島ワイキキを含めホノルルで異常な数の引ったくりがふえています(2019年12月時点)。
ホリデーシーズンになり、引ったくり、置き引き、車上狙い等の犯罪が増加しており、在ホノルル日本国総領事館からも、次のような警告のインフォメーションがありました。
- グループで行動。特に夜間は一人では行動しない。
- メインの道路を歩き,路地裏は通らない。
- 買った荷物を持ち歩かない。
- 車中に荷物を放置しない。
- 車は入り口の明るい場所に駐車する。
常に周囲に注意を払うようにしてくださいね。
ハワイでのひったくり被害
旅行中となると気もゆるみがちですが、ここはアメリカ!
「複数の犯人+車」のパターンが多く、犯人が近寄ってきて、かばんをひったくり仲間の車に乗りこみ逃げるという手口です。
防犯カメラ映像からは、バッグを片側に持っている女性が狙われやすい傾向にあります。
命を守ること優先
もしも、ひったくりに遭ってしまった場合、もみ合いをしたり、追いかけたりしない。
相手は銃を持っているかもしれません。これが日本と大きく違うところ!
荷物は取られても命が無事なら何よりではないでしょうか。
ナイフを出されてお金を要求されたら抵抗してはいけません。
そのような場合、抵抗せずに素直にポケットから$20も渡せば、その場から立ち去ってくれることが多いと、現地の友達は言ってました。ポケットなど簡単に出せる場所に$20くらいしまって置くのも手です。
このとき、決して財布は出さないように。
夜は出歩かない
夕食後など、ワイキキの夜間の外出でホテルに戻るのが遅くなってしまったら、レストランからホテルまでは、近くてもタクシーを利用しましょう。
窓側の席に注意
レストランやカフェなど、窓際の席に通された場合、お客さんの荷物を、窓の外から引ったくられる事件がありました。
窓際は風が通り抜けて気持ちいいのですが、荷物は窓際には置かず管理には気をつけて下さい。
お店側も窓際に座った観光客には注意を呼び掛けています。
原付バイクや車からのひったくり
人気の少ない歩道を歩いていたり、信号待ちのときに、原付きバイクや車が後ろからスーッと近づいて来て、いきなり観光客のバックを奪って逃走ということがあります。
車が自分のそばで減速したり、停車したら、急いでその場を離れましょう。
車道際を歩くのではなく、車道から離れた歩道を歩いたほうが安全ですね。
ひったくり被害にあってしまったら
被害にあってしまったら「911」に電話をするようにしてください。
公衆電話からは、日本と同じように無料でかけることができます。
英語が話せなくても「ジャパニーズオペレータープリーズ」といえば日本人に代わってもらえます。
防犯の意識を持っていることはとても大事なことですが、転ばぬ先の杖として、ハワイへ出発前に、海外旅行保険には加入されることをおすすめします。
ハワイ旅行におすすめの海外旅行保険は?選び方と各社比較犯罪手口を知ってるだけでも防犯対策に。
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