2016年7月にOPENしたザ・リッツカールトン・レジデンス・ワイキキビーチ。波をモチーフにした建築に、全室オーシャンビューの滞在型ラグジュアリーホテル。今回はJTBツアーを利用して泊まりました。
部屋にキッチンがあると便利、狭い部屋はなんかくつろげないという理由から、キッチン付のやや広めの部屋を検討し、リッツカールトンが候補に。
高級ホテルは予算に合わないだろうと思っていたのですが、3人で1部屋だとそうでもなく意外に狙い目なんです(今回は家族3人で利用しました)。
サービスが良いのはもちろんですが、日本人を意識してつくられたホテルであること、広めの部屋で暮らすように滞在ができ、便利な場所にありながら雑踏とは無縁で「安全で静か」という点がリラックスできる最大のポイント。
ワイキキで静かにリラックスして過ごしたい方には超おすすめです。
そんなザ・リッツカールトン・レジデンス・ワイキキビーチの魅力ついてお伝えします。
リッツ・カールトン・レジデンス・ワイキキビーチ
ダニエル・K・イノウエ空港から向かうとワイキキの玄関口に位置し、ワイキキを見守るカラカウア大王像はすぐそば。便利な立地でありながらワイキキの西端に位置しているので騒々しくありません。
グッチ、シャネル、ボッテガベネタが並ぶ「ラグジュアリーロウ」の隣、パンケーキで有名なエッグスンシングスも徒歩2分くらい。
ホテルの1階からの景色です。左前方に見える高いホテルは「トランプタワー」ホテル。
リッツカールトンは日本人には特に人気ブランドのホテルということもあり、日本人を意識したつくりになっています。
日本語を話せるスタッフが常駐しているので、英語で話してももちろんOKですが、何かあったときに思いっきり日本語で話せるスタッフがいることは心強いです。これだけでもほっとできます。
フロントは水平線が見える8階
ホテルのロビーは8階。水平線が見えるフロアーです。不明なことがあれば日本語で対応してくれます。
チェックインの時にウェルカムドリンクと日本らしいおしぼりのサービス。
エレベーターのセキュリティが安全
エレベーターが安心なんです。
5基のエレベーターが用意されており、1階からエレベーターに乗るときは、エレベーターホールの前にはカウンターがありスタッフが常駐。
そして、エレベーターホールのパネルにルームキーカードをかざし、部屋の階数をタッチすると、5基のエレベーターの何号基が一番はやくやってくるか知らせてくれます。
「B」と表示されればB号基のエレベータの前で待ち、ほとんど待たされることなくエレベータはやってきて、エレベーターの扉が空いたら乗るだけでフロアーに直通。エレベーターの中にはフロアーの数字を押すボタンはありません。
エレベーターはお部屋のフロアーまで直通なので、他のゲストとエレベーターで一緒になることもありません。(1階グランドフロアーやロビーに降りる場合は他ゲストと一緒になることあり)
某大型リゾートホテルではエレベーター内で強盗・暴行など事件が起きてから、エレベーターに乗るときはいつも気をつけていたのですが、このようにエレベーターがプライベートになることはとても安心です。
全室オーシャンビュー!明るい広い部屋
デラックス・スタジオ・オーシャンビュー
部屋タイプはデラックス・ステューディオ・オーシャンビューに泊まりました。
お部屋に入ると、新しい建物の匂いがまだ少しします。広い~、明るい~。ベッドとリビングの間にはガラス扉の仕切りがあります。
海外のホテルって暗めの部屋が多く、暗すぎて落ち着かないときもありますが、リッツカールトンは明るくて気持ちいい、だから落ち着く。
インテリアのトーンがやわらかで、窓からさしこむ明るい光がよりやさしく感じられます。
机の上にはウェルカムメッセージとハワイ版の甘いあられ。フロントでいただいたマンゴーのウェルカムドリンクは、ほぼ飲み終わってしまったが横に置く。
ベッドはキングサイズで大人二人でもゆとりがあります。もうフッカフカで、横になるとす~っと目をとじてしまいます。
窓側はリビングのソファーセット。絨毯もフカフカで、とても清潔。この清潔感も日本を意識してと思われます。座るところがたくさんあることと、ちょうどよい広さがくつろげる源ですね。
窓からの景色はいつまでも眺めていられそう
お部屋は12階です。目の前は公園の緑が広がり、その先には水平線。この緑とコバルトブルーのコントラストがサイコー!!ヒルトンのレインボウタワーも見えます。
「あ~ハワイにいる」って実感が。
東側をみると左側にロイヤルハワイアンホテルのピンクがこそっと見える。お部屋からの景観も売りですね。
壁掛けのテレビ。リビングとベッドルームに1台ずつ設置されています。
作業ができるデスクもあり、ここでPC作業が快適にできます。ベッドから真正面の位置になるのでベッドから観るときの壁掛けテレビが。
テレビメニューは日本語に切り替えられ、Youtubeやネットフリックスのアカウントを持っているとインターネットTVを観ることができます。
テレビのリモコンはご丁寧にケースに入っていました。
サイドテーブルの上には雑誌が用意。
クローゼット
室内用のスリッパもある!靴磨きセット、くつべら、アイロン、金庫。
クローゼットは広めです。この広さなら3人分ゆとりをもってかけられます。
残念な点
- 引き出しの収納がデスクの引き出ししかないので、3人で利用する場合に足らない
バスルームとトイレ
ベッドの横にガラス越しでバスルーム。
バスルーム側からみるとこんな感じです。広々とした大理石のバスルームに窓からの光がさしこみきれ~。
バスタブは肩までしっかりつかれる深い浴槽。トレッキング後の筋肉痛もお風呂であたたまることでかなり緩和されました。
シャワーは便利な可動式で、バスタブとは独立しています。
洗面台が2つあることが、何気に便利でした。2つあると洗面所を交代で使う必要がありません。洗面台の下には各種タオルがおいてあります。
鏡はお部屋にはないので、メイクはここで立ったまますることに・・・。
アメニティ
歯ブラシ、マウスウォッシュ、シャワーキャップ、シェービングキット、固形石鹸、クシ、爪やすり、などなど充実のアメニティで不足のものは無し!
バスルームには、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、石鹸、ボディブラシ。香りはレモンのような柑橘系のさわやかな香りで強すぎない点がいいです。
パワフル温風のドライヤーもあり。
トイレ
洗面所の横に、広々とした温水洗浄便座のトイレ。水がサッと勢いよく流れてすぐに止まるので水の流れっぱなしの音が最小限だなぁと感じられました。
くつろぐときはリビングのソファーやラナイのチェア、ゴロンと横になりたいときはベッドルーム、そして料理はキッチン、お風呂はバスルームと、目的別に空間がきちんと別れているので、これが生活しやすい空間になっているのでしょう。
このソファーはベッドになります。私たちは3人なので、2人はキングサイズベッドで、1人はソファーベッドを利用。
毎日、夕方になると礼儀正しいベッドメイキングの方が来てくれて、ソファーをベッドにメイキングしてくれます。
この通り ↓
って、ちょっとぐちゃぐちゃにしてしまいましたが、シーツをピーンと張ってきれいに仕上げてくれます。とてもソファーとは思えないフワッフワの寝心地ですよ。
翌朝、客室清掃のときに、ソファーに戻しておいてくれるので快適。
キッチンが付いているのでお部屋で食事も
大理石の天板と木目のコーディネート。
シンクがとても深いです。
IHコンロの上には、ビルトインの換気扇。滞在中は一度も使いませんでした。
その理由は鍋やフライパンが無かったから。これって持参するもの?他のコンドミニアムでも鍋類だけなかったことがあります。
コーヒーメーカーはネスプレッソのコーヒーマシーン。コーヒーカプセルは毎日補充されます。
ティファールの電気ポットでお湯は沸かせます。
ビルトインのオーブンはありますが、電子レンジはありません。電子レンジほしかったなぁ。
冷蔵庫には毎日3人分のミネラルウォーターが補給されます。
冷凍庫もあるので、アイスクリームなど保存できます。
さっそく、高橋果実店でアイスクリームを買ってきて保存。
カトラリーばっちり揃ってます。
ガラスのボウルとキッチンツール。
トースターは毎日使いました。
ガラスのコップ類。
カップと皿とジューサー。ボウル型の食器がないので、ヨーグルトなどはマグカップにとりわけて。
食器用洗剤とスポンジ。これが置いてあるところって珍しいです。日本から持っていかなくていいので助かる!
お部屋でフレッシュな朝食をいただけます。
朝食用にフルーツやパンをファーマーズマーケットで、フレッシュジュースやヨーグルトをスーパーマーケットで買っておきました。ホールフーズでは惹きたてのピーナッツバターが欲しい量だけ買えます。
ラナイにはチェアとオットマン。海を見ながらコーヒーもいただけます。
ほんとに明るくて気持ちいい。
遅めの夕焼け。もっと早く部屋に戻れば真っ赤な夕焼けがみられるはずー。です。
毎日、日没後に部屋に帰ってきていたのでこんな感じでした。
金曜日夜7:45頃からはじまるヒルトンホテルの花火も見えますので、金曜日の夕食はお部屋でゆっくりいただくのもいいですね。
私たちは、1階のDEAN & DELCAでデリを買ってきて、部屋でいただきました。
DEAN & DELUCA
1階にDEAN & DELUCAがあるのは便利なんです。ここのデリはずばり穴場!アメリカに本拠があるせいか日本よりお値段が安く感じられる。
ケーキが充実してます。コーヒー、マンゴー、ピスタチオ、など、どれも食べたくなってしまうツボをおさえた凝ったテイストなので大味ではなさそう。サイズだけは大きい!
ラズベリーとチョコレートのケーキを買いました。見た目より甘くなくてちょうどいい。一人では食べきれないサイズでしょう。
DEAN & DELUCAハワイ2号店のロイヤルハワイアンセンターのお店でハイビスカス柄トートバッグを買いました。リッツ1階のDEAN & DELUCAハワイ1号店には、持ち手が革のトートバッグがあり、シックで素敵なのですが、革が固い!痛くなりそうなのでこっちにしました。迷ったけど・・・。
キッチンの残念な点
- 鍋やフライパンがない(ワンランク上の部屋にはあります)
- 電子レンジがない(ワンランク上の部屋にはあります)
- コーヒーがネスプレッソのマシーンしかない。コーヒーメーカーがあればハワイのコーヒーを買ってきて飲める。
洗濯機と乾燥機がすこぶる便利
扉をあけると洗濯機と乾燥機が登場。操作は簡単で洗濯物を入れて洗剤をセットしてスイッチオン!お~~~すごいきれいになっている。トレッキングの時にズボンについた赤土染色までとれている。
乾燥機稼働中は扉を閉めても湿気を感じるので外出時にかけておくといいですね。
帰国してからの洗濯機を何回も回す作業からの開放されます。
洗剤も用意されているので日本から持っていかなくていいです。使った分は毎日補給されます。
プールが静かで素敵
水面と海と空が一直線につながるというインフィニティプールですが、途中に公園の緑が広がります。透明感のある青がめちゃくちゃまぶしく美しい。ブルー・ハワイみたい。
隣の「ダイヤモンドヘッドタワー」にもプールがあり、同じフロアーにあるので歩いてすぐ移動できます。こちらのプールはファミリーで賑わってました。
この日は少し寒かったので、プールよりもジャグジーに入っている人が多かった。
パラソルの下のチェアに寝っ転がって空を仰いでいると、アイスクリームのサービスが。
ウベアイスクリームにお餅がのっています。ウベとは紅山芋のような紫の芋。毎日15:00頃にアイスクリームサービスがあります。
喉がかわいたらレモン水のサーバーも。
夜景を見ながらのプールもきれいですよー。プールとジャグジーは24時間いつでも利用可能。夜1時ころは清掃が入るそうです。
プールサイドのプライベートカバナ(有料)。
JTBツアーだとお得な理由
オリオリウォーカーの停留所
ホテルの真下がJTBのトロリー「オリオリウォーカー」の停留所で便利。
アラモアナ方面に急ぐときはここからではなく、シェラトン・ワイキキの停留所まで歩いてそこから乗った方が早いかもしれません。
「オリオリウォーカー」のルートがリッツカールトン→DFS→デューク像→クヒオ通り→シェラトン・ワイキキ→アラモアナセンターなので、ワイキキをぐるっとひと回りしてからアラモアナに向かうからです。
急がない場合は、リッツの停留所から乗車し、ワイキキの風景を眺めながらアラモアナに向かうのがいいですね。
ツアーは3人で泊まるとお得
ツアーパンフレットの料金は2名1室利用の1名料金です。
3名で1室を利用できる部屋の場合は割引がききます。高級ホテルになるほど、3名1室の割引金額が5万、7万と大きくなるようです。こんなに大きな割引とは気づきませんでした。
例えば、4泊6日の2名1室利用で、ツアー料金が一人298,000円。
3名1室利用の割引代金が-52,000円とあれば、298,000-52,000=246,000円になり、高級ラグジュアリーホテルにこの値段で滞在てきるとしたら、検討の余地が出てくる場合もありますね。
日本人を意識したサービスとお部屋で、リラックスして過ごせるホテルを探している人は、「ザ・リッツ・カールトン・レジデンス・ワイキキビーチ」を候補の1つとして検討してみてくださいね。また泊まりたい。
ホテル情報・予約
ザ・リッツ・カールトン・レジデンス・ワイキキビーチ (The Ritz-Carlton Residences Waikiki Beach) | |
383 Kalaimoku Street, Waikiki Beach, HI 96815 | |
808-922-8111 | |
307室 | |
開業年: 2016年 | |
check-in: 16:00 / check-out: 12:00 |
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2019年3月の情報です。