このページの内容は2019年の参考情報です。ご紹介する各情報については公式サイトで最新情報をご確認ください。
オアフ島には電車は走っていません。
買い物、観光など、オアフ島内いろいろ廻りたいけど、移動の交通手段はどうしましょう?
The BUS(ザ・バス)
ホノルルを中心に、オアフ島全域をほぼ網羅している、ザ・バス(The BUS)。
約100の路線、3886の停留所、現地の人々の重要な足なので、朝夕など通勤時間は地元の人で混雑することもあります。
料金は乗車1回2.75ドルと安く、乗車距離に関わらず一律料金が大きな魅力。乗り換えの場合は1日乗り放題券「ワンデーパス」5ドル50セントのリーズナブルなチケットもあり、乗車時にドライバーさんから買います。
チケット | 大人 | こども(6~17歳) |
---|---|---|
1回(一律) | $2.75 | $1.25 |
1日(ワンデーパス) | $5.50 | $2.50 |
特徴
・ワイキキ界隈は、路線も、本数も多いので、小回りが効いて利用できる。
・ルート(路線)数が多く、バス停名もわかりづらいので、慣れが必要。
・荷物は膝の上に乗る程度まで。スーツケースなど大きな荷物は持ち込めない。
・時間に正確ではないのでスケジュールは立てにくい
・いろんな人が利用する(中には危ない人もいるかもしれない)
・日没後のバス停は危険、満員時はスリに注意。
利用方法
便利なザ・バス無料アプリ「DaBus2」
GPSでリアルタイムのバスの到着時刻、バスの現在位置、通りの名前、目的地までのルート番号、近くにあるバス停探しなど、確認できます。
DaBus2 – The Oahu Bus App
City and County of Honoluluposted withアプリーチ
アプリの機能は便利なのですが、使いこなすまでがややこしいかも。
The Bus公式サイト
タクシー
日本のように、走っているタクシーに手をあげても、止まってくれることはありません。
ホテルのエントランス、空港やアラモアナセンターなどショッピングセンターのタクシー乗り場から乗ります。
レストランからの帰りなどは、レストランのスタッフにタクシーを呼んでもらいます。
料金
初乗り$3.50 以降約200mごとに$0.45加算
(タクシーを止めて待ってもらっていた場合や、渋滞時は45秒ごとに$0.45加算)
料金の目安
区間 | 料金 |
---|---|
ダニエル・K・イノウエ空港~ワイキキ | 約$69 |
ワイキキ~アラモアナ | 約$15 |
ワイキキ~カハラ | 約$24 |
また、タクシー料金とは別に、約15%のチップが必要です。
定額のチャーリーズ・タクシー
予約は日本語専用ラインで日本語OK!定額なので安心して利用できるタクシーです。
ダニエル.K.イノウエ国際空港に到着したとき、ホテルまでの予約は、日本にいる間にネットで予約ができるのも便利!
空港でも利用している日本人観光客が多いので、空港でまごつくこともなくわかりやすいです。
Uber(ウーバー)
チップ不要の格安タクシー!スマートフォンでタクシーを呼べる配車アプリです。
アプリから事前登録したクレジットカードで決済しますので、現金のやりとりがありません。
Uber利用方法は
1.Uberアプリをスマホにインストール
2.アカウント情報設定
3.支払い情報を登録
Uber(ウーバー):タクシーが呼べるタクシー配車アプリ
Uber Technologies, Inc.posted withアプリーチ
Uberは、タクシー乗り場など、入れないところがありますので、ドライバーとの待ち合わせには注意しましょう。
ドライバーの顔写真、顧客評価はわかりますが、正規のタクシーではありません。
レンタカー
行きたいところに自由に行くならレンタカーが断然おすすめ。
時間のロスなく、移動がスムーズ。ちょっと街から離れたお店で食事をしたいなど、行動範囲がぐ~んと広がります。
国際免許がなくても、日本の運転免許証があればハワイで運転はできます。
ハワイでは車は右側通行、ワイキキは一方通行が多いこと、日本とルールが違うことがいくつかあります。
ハワイでの交通ルールをしっかり確認しておけば、道路は広く運転マナーが良いので、運転はしやすいです。
滞在先のホテルの駐車料金も確認しておきましょうね。
3人以上で乗車する場合、後ろのトランクにスーツケースが3つ入らない!なんてことも。1サイズ大きい車種に変更してもらいました。
車の種類(大きさ)、保険(←重要!)、返却時のガソリンを考慮して、レンタカープランを選びましょう。
WAIKIKIトロリー
観光スポットを効率良くまわるなら、トロリーがおすすめ。トロリーのコース(ライン)は観光客用にできています。
ワイキキトロリーは、ホノルルを5つのラインが運行しています。
・ピンクライン
ワイキキ・アラモアナショッピングコース
・レッドライン
ハワイ文化歴史観光コース
・グリーンライン
ダイヤモンドヘッド観光コース
・ブルーライン
東海岸観光コース
・イエローライン
ホノルルダイニング・エクスプレス
・パープルライン
パールハーバー歴史観光コース
料金
ピンクラインのみ、1回乗車ごとに現金払いができますが、それ以外のラインは、乗り放題チケットになります。
ライン | 期間 | 大人 | こども |
---|---|---|---|
ピンクライン | 1回 | $2 | $2 |
2ライン(ピンクライン+もう1ライン) | 1日 | $25 | $15 |
6ライン乗り放題 | 1日 | $45 | $25 |
6ライン乗り放題 | 4日 | $65 | $40 |
6ライン乗り放題 | 7日 | $75 | $49 |
ピンクラインに無料で乗車できる方法あり!
ピンクライン以外は、外国人がほとんどなので海外にいる旅気分。
ルートや時刻が変更になることがあるので、利用するときは公式サイトでご確認を。
ワイキキトロリーオフィシャルサイト
運転手さんはドライバー兼ガイドさんで、英語でガイドをしてくれます。
ガイドさんのおもしろい話で時々盛り上がりました。
降りる停留所を逃しそうで不安な場合は、運転手さんに降りたいバス停を伝えておくといいです。
私らは乗車の時に運転手さんから「どこで降りるのか」聞いてくれました。土地勘がないと、今、どの辺を走っているのか、乗り過ごしてないか、不安になりますよね。
旅行会社のトロリー
ワイキキトロリーは観光客用ですが、さらに日本人観光客用なのが、旅行会社のトロリー。
旅行会社のトロリーは、日本人向けの観光スポットやお店を本当によくおさえているので、行きたいところに行かれてとても便利。
旅行会社のトロリーを利用したいから、ツアーに参加するという時もあります。
大きくわけると
・JTB
・H.I.S
の2社のトロリーになりますが、ルートや停留所が若干異なります。
JTBのトロリー(HiBus)
2022年12月、JTBのオリオリカーがHiBusとして再開しました。
JTBツアーじゃなくてもチケットは購入できます!こちらの記事を参考ください。
このため、人数が限られているので、トロリーが大混雑ということはほとんどありません。混雑している場合は、次のトロリーへと人数制限されます。ワイキキ~アラモアナルートは利用者がもっとも多いのですが、本数も多いです。
H.I.SのLeaLeaトロリー
LeaLeaトロリーはH.I.Sツアー参加じゃなくても、一般にトロリーチケットが販売されています。その分、利用者がめちゃくちゃ多いです。
トロリーが走っているエリアは、JTBトロリーよりも若干広くカバーしています。
1ルートの距離が長く、ぐるっと大回りするルートもあるので、迂回する分到着までに時間がかかるルートもあり。
biki
ワイキキだけ周りたいという場合は、自転車シェアリングのbikiが便利。
ホノルルを中心に設置されている、100以上のbikiストップ(設置場所)で、機械を操作して貸し出し・返却ができます。返却はbikiストップならどこでもOK。
料金
・1回 $4(利用時間30分以内、超過料金30分ごとに$4.50)
・回数無制限 $25(利用時間300分以内)
自転車には鍵がないので、bikiストップに停めます。
基本的にはbikiストップからbikiストップへの移動になるので、どこにbikiストップがあるのか、空いてるbikiがあるか、空いてるbikiドック(bikiをセットしておくスタンド)の情報が必要になり、サイトで確認できます。
bikiアプリ
最寄りのbikiや目的地のbikiストップの空き情報などがリアルタイムでわかります。bikiに乗るなら必須アプリですね。
Hawaii Bikes
Sergi Palomares Redonposted withアプリーチ
bikiで歩道を走るのは禁止。自転車専用レーンがないところは、車道の一番右側を走行しましょう。
こういう方法もあり
JCBカードを持っていると、waikikiトロリーのワイキキとアラモアナ間をまわるピンクラインが無料で利用できます。
ワイキキとアラモアナをおさえれば、ショッピングにはほぼOK。
オアフの北端ノースショアや、パールハーバーなど、遠くの観光スポットをまわりたい場合には、オプショナルツアーを利用する。
これで行きたいところにも行けるし、とくに交通費は必要ありません。
空港からのワイキキへの移動手段
「ダニエル・K・イノウエ空港」と「ホテル」の送迎だけ、交通手段が必要な場合は、こちらの記事をご参照ください。
まとめ
ワイキキのように人が多い街中は別ですが、歩いている人がいないところでは、短い距離でも徒歩は避けて、できるだけ乗り物を利用しましょう。
歩いている人がまったくいない、車しか走っていない大きな道路などは、歩かないほうが無難です。一人で歩いていて、後ろから走ってきた車に、むりやり車に乗せられたらどうにもなりませんね。
この話を現地のガイドさんに聞いたときに、ほんとにその通りだと納得しました。
日本ならば景色を見ながら歩こう!ということがありますが、ここはハワイ。
ちょっとの距離だから、う~ん、歩きたいんだけど・・・と思っても、できるだけ乗り物を使いましょう。とくに女性の一人旅の場合はなおさらです。パッと見で観光客とわかりますから。
ダウンタウンからカカアコまで、歩くと10~15分の近さ。いくら安全にはなったといっても、治安がよろしくない地域なので、トロリーだとたったの1駅ですがトロリーを利用しました。
トロリーを待っている間に、歩いて次の停留所まで到着できちゃうんですけどね、効率よりも安全をとります。
歩いている人が数人でもいれば(ただし安全そうな人)、その人のところにササッと近づいて後ろを一緒に歩くとかはありでしょうが。
交通量の多い道路でも夕方以降は歩くのは危ないので避け、タクシーやトロリーを利用するようにしましょう。