ハワイ島への直行便が、2016年12月から羽田-コナ間でハワイアン航空により就航が開始。ハワイ島が近くなった~!
ダニエル・K・イノウエ空港とは違い、屋根はあるけど外壁が無いローカル感満載の南国ムードのコナ空港での入国審査はいかに?
トランプ大統領就任後、初めてのハワイでもありちょっと入国等何か影響は無いだろうかと、ちょっとだけドキドキ。
※2017年3月時点の記事です。
羽田国際空港(東京)ーコナ国際空港(ハワイ州ハワイ島)線
毎日運行しているわけではありません。
【羽田発】HA852便:羽田(23:55)発ーコナ(12:20)着 [所要時間:7時間25分]
水・金・日曜運航
【コナ発】HA851便:コナ(17:00)発ー羽田(翌日22:05)着 [所要時間:10時間05分]
火・木・土曜運航
週3往復の合計6便で運航されています。
羽田発は夜中なので、当日は仕事を終えてから羽田を出発。
コナ発は夕方なのでそれまではハワイ島の観光が楽しめます。
使用機材は機材はエアバスA330-200型機(乗客定員:294人)。
ビジネス18席、エクストラ・コンフォート40席、メインキャビン236席。
羽田国際空港
夜とは思えないくらい人で賑わっています。
出発前には、いつもここでコーヒーを飲んでから。
なんだか忙しそうな空港
2017年ハワイアンエアライン羽田→コナ機内食
最初の機内食
ハワイアンエアラインの機内食は最初から、ご飯物です。
これまでも手巻きの寿司だったり、スパムにぎりだったりと。今回はおにぎりでした。
ポテトサラダ、しば漬け、卵焼きも。
おにぎりは「むむっ・・・半冷凍?」というくらい冷たーーーーくて、手の中で温めてから食べている人も。私はあまりにも冷たくバラバラご飯だったため途中でギブです。
レンジで1分チンすればおいしくいただけそうなのですが。
着陸2時間前の機内食
ロコモコ、りんごとメロン、チョコレート。
見た目通り、想像通りのお味~。
ホノルル行きの便は、機内食にハワイを感じさせるような工夫があったけど、コナ便はいたって普通です。
コナ便は他社との競争が無いからでしょうかね。
この飛行機にはUSBポートがあるので充電可能。
ちなみに、羽田空港の搭乗口シートの背後には電源ポールが輝いてます(本当に明るいのよ)。USB、電源コンセント有り。
スマホの充電器がなくても、空港、機内と充電が可能なので、充電ケーブルはスーツケースに入れずに持ち歩きましょう。
コナ空港着陸
いよいよ、ハワイ島のコナ空港着陸です。
地面が黒い溶岩です。
溶岩台地の上に、ちょこんと滑走路がひかれているという感じ。
すーーーーっと、静かに着陸しました。
飛行時間はなんと6時間30分でした。近いじゃん!!気流の影響で飛行時間は大きく変わりますからね。
飛行機からはタラップを使って降ります。
あちらに見える白いテントが入国審査用のテントです。
入国審査のテントまでトコトコと歩きます。
コナ空港入国審査
テント内を記憶で書き起こすとこんな感じです。
一箇所で入国審査、荷物を受け取って、税関申請と出来るので、サクッと終わりそうと思っていたのですが、ところがどっこい。
入国審査はまず全員、機械で操作します。
家族の場合は全員が1台の機会で一人ずつ情報を入力します。
・パスポートをスキャン
・税関申告書の内容が表示されるので適宜チェック印を入力
・どちらからの手を選び指紋認証スキャン
・顔写真撮影
そして、全員が入力完了すると、最後に全員の写真入りレシートが1枚ずつ出てきます。
が、案の定主人のが出てこない。
・
・
・
主人は操作中、指紋認証の前でパスポート有効期限の警告メッセージが表示されました。
「パスポート有効期限が90日無いよ」
アメリカに入国するには、パスポートの有効期限は90日以上あることが望ましいのですが、主人のパスポート有効期限は90日を切っていました。
ここで、機械による入国が中断され、次の人の入力画面に切り替わってしまったのでした。
有効期限内に帰国するし、パスポートを新しくするとESTAも取得し直しになるので、今回はそのまんま渡ハしました。
ここでひっかかるのね、なるほど。
機械の操作の後は、
レシートを無事受け取った人は◯印のボードがついている方向に進む。
レシートが出てこなかった人は✖印のボードがついている方向に進む。
二股に道が別れます。
「○」と「☓」が表示されていて、
昔の人気テレビ番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」の「どろんこ○☓クイズ」を思い出してしまった。
私と息子だけならば天国の「◯」コースだったのですが、家族は一緒の扱いなので主人の「✖」コースに家族全員並ぶことになる。
オーマイガーッ(*´Д`)
ほとんどの人が「✖」コースに並ぶことになっている。長蛇、長蛇、長蛇。。。。
ざっくり数えても200人くらいいるんじゃないかい?
「✖」コースはいわゆる今まで通りの審査官による入国審査です。
様子を見ていると1人に対しての審査の時間が妙に長い。
質問もかなりされている様子。
係の人に、なんでこんなに時間がかかっているのか聞いてみると、大統領が変わってから厳しくなったというようなことを話していた。
アメリカ国民を守るということですね。
それと、週に3日の入国審査のために、係員がオアフ島からわざわざやってくるので、しっかり仕事をするって意味もあるみたいね。
やっとやっと私たちの順番に。
・どこに滞在するか?
・何泊か?
・旅行の目的は?
これは今までどおり聞かれた。
さらに、
・お菓子は持っているか?
・仕事は何をしているか?
・現金はいくら持っているか?
おっ?!6問も聞かれた。
そして、レシートが出てこなかった主人だけ指紋認証と写真撮影。
審査官が私のパスポートを開くと
「oh~!」と微笑まれる。
いい感じ♪
ハワイの出入国スタンプだらけだからだと思われる。
ハワイLOVER’Sってことが伝わったかな。
やっと審査終了、無事通過。
ちょっと疲れたなぁ、約1時間並んだぜぃ。
ターンテーブルに行くと、とっくにスーツケースは出てきていて、床にすべてのスーツケースがズラ~ッと降ろされ並んでいた。
スーツケースをひろって税関へ。
ここでは機内で記入した税関申告書を提出するだけではなく、今ひろったスーツケース、手荷物とすべてX線検査装置に通して検査。
出口はすぐそこなのに、ここでまた検査なのねぇ~。
このように、入国審査スタッフの方々は、しっかりと働いてます。
日本を出国するときにX線検査装置は通したわけだから、基本的には、ここでひっかかるはずはなく終了。
(ここで怪しいものが発見されたら、知らない間に運び屋にされたってことでしょ。)
やっと出口だ。
おーーー、 光が眩しいー。
また来たよ、ハワイ島~!!
入国審査後
出口のところでは、「アロハストリートのハワイ島Edition」を配っている女性からいただきました。
ひとりひとりに手渡しでいただけます。
羽田ーコナ直行便就航に合わせて配布スタートとなったそうです。
個人旅行ならばこのままレンタカーを借りてGO!ですが、今回はJTBのツアー。
ツアー参加者全員が入国完了するまで待つという、想定外の待ち時間が。
これがツアーの大デメリットですね。
JTBのオフィスが待機場所になっているので、そこで、コーヒーの試飲やお菓子を試食、ツアーとホテルの説明を聞き、それでもまだ時間があったので、プラプラとオフィスの周りをお散歩し、待ちに待ちましたよー。
ハワイにいるんだから、それだけでもうハッピー!
ハワイ島に来るたびに感じること。
溶岩台地の隙間から生えている植物の数がどんどん増えて成長している。
溶岩の下に栄養分が溜まってきたんだなぁ。
数年前までは、道路の両サイドに白いコーラル文字がありました。コーラル文字とは、白いサンゴを置いて文字にしたものです。今は撤去したそうで、ほとんど見当たりません。
コナ空港内
コナ空港から羽田へ向かうときの出発ロビー(?)です。平屋なのでロビーも何もないです。
青空がよく見える、開放的な国際空港です。羽田の他に、カナダのバンクーバーへの便もあります。
屋根の下にいないと日焼けします。みんなのんびり搭乗待ち。
コナ空港での搭乗待ちのこののんびりした時間と雰囲気が好きです。
一応、DUTY FREEショップもあります。お酒だけみたい。
お土産のショップはあります。
カフェもあります。冷房がめちゃくちゃ効いてます。
まるでどこかの旅館のような雰囲気。
垣根の向こうに飛行機の尾翼が見える。
搭乗ゲートは奥の門みたいなところ。
そのゲートを抜けて、飛行機まで歩き、タラップをあがって搭乗です。