ハワイ旅行のホテルを予約する際に、ホテル予約サイトを利用すれば、条件に合うホテルを検索・比較をして、気に入ったホテルの予約ができるので便利です。
便利な分、自分とホテルとの間に予約サイトが入るため、トラブルが起きることが何度かありました。
知っていれば予約時のトラブルをいくらか防げるかと思いますので、体験したトラブルとトラブルを防ぐ方法をご紹介します。
ホテル予約サイトでトラブルを防ぐ方法
私がホテル予約で学んだ教訓は次の2つです。
1.ホテル予約サイトの内容を鵜呑みにしない。
予約サイトだけではなく、面倒でもホテルの公式サイトも見て内容を確認すること。特にキャンセルポリシーや部屋の設備を。
2.焦らない
「早く予約しないとSOLD OUTになっちゃう!」と焦って予約しない。
人間の心理は得をするよりも、損をしたくないという行動に大きく動かされますのでここで一呼吸。予約しようと思ったときに、SOLD OUTになってしまったら、他にもっといいホテルがあるはずと信じましょう。
デポジット無しのはずが勝手に課金されていた!
「勝手に」とあえて書かせていただきます。デポジットとは保証のための「預かり金」のこと。予約時は課金無しでその場で予約確定。デポジットが引き落とされるのは2ヶ月先のはずでした。
ところが、予約数日後にホテルから1泊分と思われる金額が、クレジットカードから引き落とされていました。
「2ヶ月先までは一切課金されないはずなのに」とサポートに電話をすると、パートナー会社の提供する客室なので、予約サイトではなくパートナー会社のキャンセルポリシーが適用され、予約後数日でデポジットが引き落としになったのだと思いますとのこと。
「・・・と思います。」というのがなんとも怪しいのです。
予約サイトにも予約確定のメールにもデポジットのことは一切記載がありません。
私の見落としかと思い確認しました。
この客室はデポジットが数日後に引き落としになるって記載されていますか?
そうですね、ありません。
記載されていないことが実行されて、それでいいのかい?
パートナー会社が提供する客室であることは、予約後送られてくる「予約確定メール」を見てはじめて知りました。
それなら最初からパートナー企業の予約サイトで申し込めば良かったかも・・・。これじゃ、なんだか話がこじれそう。予約サイトにはその客室が自社のものか、パートナー会社のものかは記載されていませんので、予約をしてはじめてわかります。
今、デポジットとして課金されること自体はかまわないのですが、
デポジットが引き落としになっても領収書や証明書、引き落としになることの記載がどこにもないので、目に見えるものとして領収書や支払いの残金がわかる新たな請求書が欲しいことを伝えると、「ホテルから直接送ってもらうようにしましたのでお待ちください」とのことでした。
しかし、メールを待てども、サポートに催促をしても「至急ホテルから送らせますので」の繰り返し、問い合わせから半月以上経過しましたが音沙汰なしです。
3回サポートに連絡し、直接ホテルにもメールをしましたが連絡無し。この時点で、ホテル側は領収書を送る気がないことがよくわかりました。
ホテル側としては「なぜこの客にだけ領収書を送らなければ?」だと思います。「それならどうぞキャンセルして」くらいでしょう。
ホテルから領収書ではなくても、予約サイトから「デポジットが引き落としになりますよ」のメールでも良かったのですが、「ホテルから領収書を送らせます」の一点張り。予約サイトは支払いに関与していないからなのでしょう。
これでは、今後ホテルで何が起きたとしても、予約サイトは対応してくれなさそう。不安な予約はもう結構です。キャンセルしました。
デポジットなど支払いはホテル側が管理しているはずだから大丈夫、とホテルを信じる方法もありですが、旅行の最後のチェックアウト支払いでトラブルが起きることだけは避けたいです。ハワイ旅行が台無しになってしまいますよね。
予約サイトに表示されている内容と実物が違う
某ホテル予約サイトで予約をしたのですが、米国の知らない会社から予約確認メールと署名を求めるメールが英文で届きました。
この予約もパートナー会社提供の客室ってことですね。
英文メールを読むと、ビックリ!部屋の内容が予約サイトと違うではないですか。
2ベッドルーム、2ソファーベッド、1キングベッド
↓ ↓ ↓
1ベッドルーム、1ソファーベッド、1キングベッド
予約を完了したら、ベッドルームとソファーベッドの数が減っている。これでは詐欺ではないですかー。
「2ベッドルーム」の部屋を探して予約をしたので、1ベッドルームの部屋なら予約しません。
単純にキャンセルをすればいいのですが、この客室は予約をした時点でキャンセル料が発生するのです。こちら都合でキャンセルをしたら支払い済の50%がキャンセル料になり、その額9万円!
冗談じゃない!
こちらの瑕疵でキャンセルするのではありませんから、キャンセル料金なんか払いたくない。
予約サイトのサポートに電話をし「ホテルからのメールを見ると予約した部屋の内容と違うようなのですが・・・」。キャンセル料無しでキャンセルしたいときっぱりと伝える。
結果は、無料でキャンセルOKと、お詫びとして予約サイトのポイントをいただきました。
今回予約したホテルがそうだったのですが、ホテル名に「#208」とか部屋番号が入っている客室は、予約サイトではなく個人所有かパートナー会社の客室のようで、キャンセルポリシーが異なることが多いです。
中には予約したらキャンセル料金100%発生というものもありますので、キャンセルポリシーはよーく確認しましょう。
色々なことがあったので、めちゃくちゃよく確認するようになってしまいました。
予約管理サイトにログインできない
某航空会社のサイトからホテル予約を利用したときのことです。航空会社サイトからホテルを予約するとマイルが貯められます。
予約確認メールが届きました。メールの本文中のリンクをクリックすると、予約管理画面にログインできるはずが、できない!無反応!まさかのシステムエラー。
予約メールに記載されていたサポートに電話をすると、航空会社ではなくホテル予約サイトの方につながり(あっ、このホテル予約会社が担当しているんだ!と知る)、「それは航空会社に連絡してください」と言われ、航空会社に電話をすると「ホテルに関してはすべてホテル予約サイトに連絡してください」とたらいまわしに。
結局、航空会社のサイトからホテルを予約する場合、ホテル検索の画面からホテル予約サイトの管轄だそうです(たしかにURLが異なりますわ)。
予約サイトのサポートの人にもシステムエラー現象を再現確認してもらい、担当部署に連絡して修正しますとのことでした。しかし、1ヶ月以上たっているのですがエラーのまんま。
ホテルへの予約は確定できて、予約自体は問題ないのですが、予約管理サイトにログインできないため、宿泊の人数変更も、内容の再確認も、キャンセルも電話で行うことになります。
人数を変更したかったのでサポートに電話をしました。
サポートの人と話して「予約の管理画面から人数変更をすると変更操作した日の金額に変更されてしまう」ということも知りビックリ!それなら管理画面にログインできなくて良かったかもです。何のための管理画面なのか訳わからず。
まとめ
今までに何回も各社のホテル予約サイトを利用していますが、昨年まではトラブルはありませんでした。
ところが、今年になってからトラブルが連発したので、ユーザー側も自己責任を意識して予約しなければと思い、記事にまとめることに。
ホテル予約サイトも多様化するためにパートナー会社が増え、システムが複雑化してきたのだと思います。
- 面倒でも「ホテル予約サイト」と「ホテル公式サイト」の両サイトを確認すること。
- 同じホテルであっても、部屋によって提供会社が異なる場合があるので、いつでも予約する部屋のキャンセルポリシーはよく確認すること。
予約前に徹底的にチェックをすれば予約のトラブルもある程度は防げますね。