JTBのオリオリトロリーである、HiBus(ハイバス)が運行開始しました。
私がハワイ旅行にJTBツアーを利用する理由の1つは、JTBトロリー(HiBus)が乗り放題なこと。ホノルルの移動手段としてとても使い勝手が良く安全なので、運行再開は嬉しいお知らせです。
JTBのツアーでなくても、HiBusのチケットが購入できるようになりました。
待望の1日券も登場!
1日券、4日券、7日券と3種類ありますので、ハワイ旅行のプランに合わせて選べますね。
HiBusのメリット
5ルート運行
HiBusはホノルルを5ルートで運行してます。ワイキキとアラモアナ間はもちろんのこと、カハラ、カカアコ、ダウンタウンまでアクセスできます。
車内には無料Wi-Fi有り
車内では無料Wi-Fiが利用できますので、次の目的地のことなどリアルタイムでチェックができます。またSNSへアップもできますね。
HiBusの現在地がわかる
HiBusにはGPSが搭載されているので、スマートフォンからブラウザやアプリを利用してHiBusがどこを走っているかリアルタイムでわかります。
ほぼ時刻表通りに運行していますが、リアルタイムでHiBusがどこにいるかわかるとホッとします。
バス停をタップすると、次のバスが到着するまでの目安時間を表示します。
これまた便利!
チケット購入可能
JTBツアー参加者じゃなくても、1日券、4日券、7日券の乗り放題チケットが購入できます。
JTBツアー参加じゃなくてもOK
HiBusとは
ハワイ初の商業用電気バス。日本人観光客をはじめ年間延べ100万人以上を乗せて走るトロリーバスから排気ガスがなくなったら、空気を汚さなくなったとしたら、それは環境への影響が大きいことでしょう。
JTBのクジラのデザインの「‘OLI‘OLIウォーカー・トロリー」は、2019年4月より新型低床トロリーのHiBus、電気バス、従来のオリオリトロリーの3種になりました。
HiBusにはハワイの小学生から、クリーンな将来への想いやメッセージが綴られています。
HiBusのデザインは、水色のキラキラ光る水面模様の「オーシャン」、ピンクの花びら模様の「ハイビスカス」、ジューシーなつぶつぶ感あふれる黄色模様の「パイナップル」の3色のデザイン。どれもハワイを代表するモチーフです。
JTBツアー参加じゃなくてもOK
HiBusのデザインは「クラレンス・リー・デザイン」というハワイで50年以上の実績を誇るデザイン事務所。
ハワイで最も多くのブランドデザインを手掛けており、ダイアモンドヘッド入り口の看板、「ハワイアンホースト」や「マウナロア」のパッケージやロゴなど、街やスーパーや至るところに「クラレンス・リー・デザイン」のデザインがあふれ、おそらく目にしないことは出来ないほどでしょう。
HiBusルート
トロリー(HiBus)に乗って少し高い目線から眺めるワイキキの風景や、オープンエアで心地よい風を浴びると「ハワイにいる~」という実感がひとしお。
ワイキキから東はカハラやダイアモンドヘッドへ、そして西はアラモアナやダウンタウンへとサクサク移動できて快適です。
新たに、ショッピングコースができました。
日本人観光客の声をひろってくれたのか、これはお土産ショッピングに超便利!
アラモアナルート
アラモアナとワイキキ間の主要ホテルをまわります。
ハワイ滞在中に一番利用するルート!
一方通行ではなく、Tギャラリアを起点に8の字でまわるので、Tギャラリアより東に行きたい場合はモアナホテル方面行きへ、西に行きたい場合はアラモアナ方面行きに乗車すればOK!
G. アラモアナセンター海側(オリオリステーション) → B. アラモアナセンター山側 → C. プリンス・ワイキキ → D. ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ → E. トランプ・ホテル → F. ラグジュアリー・ロウ/ザ・リッツカールトン → D. Tギャラリア by DFS →H. モアナ・サーフライダー → I. デューク・カハナモク像 → A. ツイン フィン ワイキキ → B. ヒルトン・ワイキキ・ビーチ → C. インターナショナル・マーケット・プレイス → D. Tギャラリア by DFS → 13. シェラトン・ワイキキ → E. アクアパームズワイキキ(アラモアナ方面行き) → F. ディスカバリー・ベイ → G. アラモアナセンター海側(オリオリステーション)
【運行時間】朝8:00~夜21:05 運行(オリオリステーション・アラモアナ時刻)
【運行間隔】約25分間隔
【一周所要時間】約60分
ショッピングルート
ショッピングやお土産を買うために、ドン・キホーテ、ウォールマート、ホールフーズマーケット(クイーン)を1本のHiBusでまわれるんです。
各スーパーともアラモアナセンターから歩ける距離ではあるけれど、買い物後に手荷物をたくさん持って、アラモアナセンターのトロリー乗り場まで歩いて戻るというのがいささか難儀でした。このわずらわしさから解消されます!
お土産のショッピングには超便利!
特にひとり旅の時は、このエリアは警戒しながらめちゃくちゃ早歩きで重たい荷物を持って、アラモアナ停留所まで通り抜けましたが、HiBusで行かれるならホントに安心です。
D. アラモアナセンター海側(オリオリステーション) → C. ドン・キホーテ カヘカ店 → D. ウォールマート → B. ホールフーズ・クイーン店 → C. ワードセンター→ D. アラモアナセンター海側(オリオリステーション)
【運行時間】13:30~19:52 運行(オリオリステーション・アラモアナ時刻)
【運行間隔】約30分間隔
【一周所要時間】約22分
カハラルート
モンサラットにも行けます!人気グルメが充実のカパフル、カイムキや、ホールフーズがあるカハラモールへ。
朝から運行しているのでHiBusで朝食にも行けます。
D. Tギャラリア by DFS → B. デューク・カハナモク像 → C. モンサラット → D. キャンベル/ハーバード → E. セイフウェイ/レナーズ→ F. マーケット・シティ → G. ワイアラエ/9th通り → H. ワイアラエ/12th通り → I. カハラ・モール → A. ワイアラエ/11th通り・シエラ → B. カイムキ高校 → C. セイフウェイ/レナーズ → D. Tギャラリア by DFS
【運行時間】朝8:30~15:20 運行(Tギャラリア by DFS時刻)
【運行間隔】約60分間隔
【一周所要時間】約50分
ダイヤモンドヘッドルート
ダイヤモンドヘッド、ホノルル動物園、水族館へ。始発の便だけはアラモアナセンター海側から出発し、Tギャラリア by DFSに来ます。土曜日の午前中はKCCファーマーズマーケットにも停車します。
景色が良いルートなので、ダイヤモンドヘッドをぐるっと周ってくるだけでも楽しめます。
※ダイアモンドヘッド登山する場合は予約が必要です。
C. Tギャラリア by DFS→ B. モアナ・サーフライダー → C. デューク・カハナモク像 → D. ホノルル動物園 → E. ワイキキ水族館→ F. ダイヤモンドヘッド・クレーター内(登山道入り口) → G. KCCファーマーズ・マーケット → H. ダイヤモンドヘッド・マーケット&グリル → I. パイオニア・サルーン → A. ヒルトン・ワイキキ・ビーチ → B. インターナショナル・マーケットプレイス → C. Tギャラリア by DFS
【運行時間】8:00~15:15 運行(Tギャラリア by DFS時刻) ※始発のみアラモアナセンター海側7:35発
【運行間隔】約30~60分間隔
【一周所要時間】約60分
ダウンタウンルート
ハワイ出雲大社、カメハメハ大王像、イオラニ宮殿、カカアコを、電気バスで巡ります。
歴史探索ルート。
C. アラモアナセンター海側(オリオリステーション) → B. ワードシアター → A. カカアコ → E. ホノルル・ミュージアム・オブ・アート → F. ハワイ州庁舎→ G. ハワイ出雲大社 → H. チャイナタウン → I. カメハメハ大王像 → 5. カカアコ → A. ワードセンター → 5. アラモアナセンター海側(オリオリステーション)
【運行時間】10:00~16:47 運行(オリオリステーション・アラモアナ時刻)
【運行間隔】約60分間隔
【一周所要時間】約47分
JTBオリオリトロリーのおすすめポイント
ワイキキを走るトロリーは全て利用したことがありますが、私の感想はJTBトロリー(HiBus)が断然おすすめ。
・ワイキキとアラモアナ間は運行間隔が短かく、たとえ短い距離でもトロリーが利用できるのはとても便利です。
・時間に正確!ほぼ時刻表通りに運行されています。たとえ予定よりも早くHiBusが停留所に到着しても、時刻表より早く出発することはありません。
・5ルート運行しているので、ハワイ観光におさえておきたいポイントには行かれます。
・無料WiFiサービスがあるので乗って移動している間にスマホのチェックも。また、車椅子にも対応しています。
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(※一部対象外のツアーがあります)
さいごに
はじめてハワイに来たときに、ワイキキを走るトロリーの台数の多さにビックリしたものでした。そもそもこの見たことも無い乗り物は何だろうと。
各旅行会社のトロリーだけではなくWAIKIKIトロリーなど、次から次へと目の前を走っていく。これは想像できなかったことです。
他社トロリーで急な大雨にみまわれた時は、大きな開放的な窓から大粒の雨がふきつけびっしょりに。乗客全員にレインコートが配られ車内でレインコートを着て雨をしのぎながら走行ということもありました。
新型車両のHiBusは雨対策もできているそうです。
また、JCBカードを持っていれば、ワイキキーアラモアナ間のワイキキ・トロリーに無料で乗車できます。HiBusかワイキキトロリーか早く来た方に乗車も出来ますね。
HiBusルートは、オアフ島のおさえておきたい観光スポットやショッピング、レストランは、ほとんどカバーしているので、「今日はこのルート」と決めて、1日1ルートの乗り降りだけでも見どころはたくさん。
新型車両がワイキキの街中を走るようになると、ますますワイキキの風景が変わりそうです。