日本のホテルでは何気ない行動でもハワイではタブー(場合によっては罰金)ということも。
せっかくのハワイ旅行が「知らなかった!」というだけで、嫌な思いにしたくないですよね。
ホテルでのマナー、やってはいけないことについて、知っておきましょう。
チップをお忘れなく
チップは日本では慣れない習慣ですが、受けたサービスに対して払う謝礼です。
ホテルで働く人たちにとって、お客さんから直接受け取るお給料。
ホテルの場合は、スーツケースなど荷物を運んでもらった時は、目安として荷物1つにつき1ドル~。
ベッドメイキングは、1ベッドにつき1日1ドル~を枕元(枕の下でも)に置きましょう。また、部屋を汚してしまった時はチップは多めに。
日本人観光客がチップに慣れていないためか、ホテルによっては、日本語で「チップは1日1人○ドルを目安にしてください。」と書いたものが部屋のテーブルに置かれていることもありました。
毎日同じスタッフが来るわけではないので、最終日にまとめてチップを置くのではなく、毎日チップを置いた方がいいですね。
チップ用に1ドル札は何枚か、常に用意しておきましょう。
ホテルでは洗濯物は外には干さない
ビーチで濡れた水着など、よく乾くからとついついベランダで干してしまいがちですが、どうしても洗濯物を干す時はバスルームか室内へ。
もしくは、ホテルのランドリー・サービスやコインランドリーを利用しましょう。海外の衣類乾燥機はめちゃくちゃ早く乾きます。
ホテルのラナイ(ベランダ)に洗濯物を干すことは、景観を損ねるという理由で禁じられています。
バスルームのロープに干す際には、100均で売っている下着や靴下用の小さなピンチ付き洗濯物干しハンガーを持参すると便利です。
使用済タオルはバスタブへ
ホテルに泊まっていて、タオルが何日も交換されなかったという話を時々聞きます。
ホテルによってサービスが異なりますが、エコロジー対策として、タオルの交換はお客さまの希望がなければ、毎日はしないというホテルが多いようです。
コンドミニアムの場合、チェックインの時に、タオル交換をいつにするか決めたり、交換回数によっては追加料金となる場合も。
1回使用しただけのタオルなど、毎回すべてのタオルを交換してもらう必要もありませんよね。
交換して欲しいタオル、バスタオルはバスタブの中、もしくは床のすみにまとめて起くと、「使用済なので交換してください」という合図になります。
ホテルによってはタオルの交換についてのインフォメーションが書かれた紙が部屋にありますのでご注意を。交換せずにこのままで良いタオルはハンガーにかけておきます。くれぐれもラナイ(ベランダ)に干さないように。
禁煙マナー
新禁煙法により、ホテルのロビーや通路などが禁煙区域に、その出入口より20フィート(約6メートル)圏内も禁煙区域です。
ハワイのホテルでは、全室禁煙のホテルが多いのですが、中には喫煙OKの部屋があるホテルもあります。
また、部屋の喫煙はNGでも、ホテル敷地内に喫煙スペースが設けられていることもありますので、ホテルに確認してみましょう。
マナーを守って喫煙しましょう。
子供を一人にしない
ハワイ(アメリカ)では、12歳以下の子供を13歳以上の付添い人無しでひとりにすることが禁じられています。
すぐに戻るからと、ホテルの部屋に子どもだけ置いて、近くのお店に買い物に出かけたり、駐車した車内に子どもを乗せたままにしておくことも禁じられています。
海外で、子供を一人にすることは、子供を危険にさらすことになります。
子供が一人で自由に外を歩けるのは、日本は安全な国だからということはお忘れなく。