ハワイ島でオプショナルツアーには無いようなところにも行ってみたい、ローカルの人しか知らない本当のハワイ島を知りたいという人にオススメのツアーと宿が「MAKOA」です。
ガイドブックには載っていないようなハワイ島を楽しみ、そして大自然の中のロハスな宿に泊まってみました。(※ロハスとは地球環境保護と健康を重視するライフスタイル)
MAKOAでは、地球と共存したエコの生き方を目指します。
電気はソーラーシステムだけでまかない、水は雨水を貯めて三重に浄化装置をつけて殺菌して使っています。
このようにライフラインがどこにもつながっていません。
普通に生活する分には水も電気も使えますので何も支障はなく、夜でもスマホやWiFiルーターの充電もできます。しいていえばドライヤーが使えないくらいでしょうか。
太陽と雨の恵みに改めて感謝ですね。
そんなロハスなMAKOA滞在レポートをお伝えします。
MAKOA(マコア)へのアクセス
ヒロ空港まではMAKOAオーナーのいくこさんにお迎えに来ていただきました。
その後、ヒロのマーケットやビッグアイランドキャンディーズなどお店をまわったあとに、宿へ。
ヒロマーケット
MAKOAは、ハワイ島のヒロ空港から車で40分くらい。
ヒロからしばらく海岸線の道を走っていたかと思うと、「えっ、ここを曲がるの?」と何が目印になっているのかもわからないような角を左に曲がり、細い山道に入っていきます。
凸凹道を車でユッサユッサとゆられながら、森林の中をまだ奥に入り、車で川を渡り、さらに山道を抜けていくと、「おーーーー家が見えてきた!」。
まるで子供の頃に読んだ『大草原の小さな家』のようです。
感動…。
というわけでMAKOA到着!ロハスな施設紹介
玄関を入ります。
宿泊するのは2階のお部屋です。この写真↓だと狭く感じますが、この写真の3倍くらいの広さのお部屋です。
ベッドにゴロゴロしながら一面の海が見れるよー!あー素敵。毎朝、日が昇りはじめるころ海と空が紫色になるのを見ました。
お部屋からの風景は見渡す限りの海、水平線。この青い海と空、そして緑の大地。青と緑のコントラストがエネルギッシュです。
ベランダのチェアに座り水平線を見ていると、いつまでもボ~ッとできてしまいそうでこわいです。
天井も高く開放的。
シャワールームにはオーガニックのシャンプーリンス、ボディソープが。
トイレも英国調でオッサレー。
洗面所も重厚な感じがしますね。
1階は、広く開放感のあるリビングルームにゆったりとしたソファー。ひょうたんから作ったという手作りのスピーカーが味があります。
ダイニングルーム
マンゴーの1枚板を使った大きなダイニングテーブルがやたらかっこいい!これいいなぁ。
オープンキッチンで食事を作ってくださいます。
外の露天風呂。夜、星を見上げながらお風呂に入れます。内釜の中で薪をもやしてお湯をわかすのです。
写真提供:MAKOA
ハワイ島で露天風呂に入れるなんて思ってもみませんでした。
動物がたくさん
MAKOAには、4頭のロバ、3頭の羊、2匹の犬、3匹の猫、鶏約20羽、あひる7羽、やぎ2匹とまるで牧場のようです。
その他にもカエルや鳥や自然の動物が色々と。
ニワトリがたくさんいます。しばらく見ているとニワトリ社会の中に権力図が見えてきます。
3匹の猫ちゃんの中で、一番古株のムーちゃんは猫なのに、なぜかいつも犬のように外で暮らしてます(たまーに家の中にいましたが)。ハワイ島は外で暮らせるほど暖かいんですね。
こちらの2匹の猫ちゃんはいつも家の中にいます。ある日、ガレージにいたそうです。森の中の一軒家までどこからどうやって子猫がやってきたのかまったくわかりません。まるで神様からの贈り物みたい。
シベリアンハスキーの「ヒナ」と「クマ」。兄弟犬です。
野良ロバ君たちをひきとったそうで、野良とは思えないくらい、人なつっこい。羊も後ろからこっちを見てますね。
カモたち。エサにしか興味がなく、意思疎通が難しかった・・・。
これらの動物さんたちは、雑草を食べたり、卵を産んだりとちゃんとお役目があります。
ゲッコー(ヤモリの一種)がベランダに置いておいたランブータンにやってきました。このようにたくさんの命があふれる場所です。
なんてきれいな色なんでしょう。近寄ったら逃げた。
あっ!目が合った。
隠れながらもじっとこちらの様子をうかがってます。私の姿がなくなったらランブータンに戻ってくるつもり?
カワイすぎる!
MAKOAの特徴は
MAKOAはリピーターが多いのが特徴。内容に満足している証でしょう。そういう私もリピーターです。
『るるぶ』『Hawaiist』NHK BSの『ハワイに恋して』などなど多数のメディアでも紹介されています。
MAKOAオーナーのいくこさんはアメリカ暮らし何十年のアメリカ暮らしのベテランさん。ガイドの昌平さんはハワイ大学ヒロ校卒で、それからずっとハワイ島に住んでいるのですから、ハワイ島の住民でありハワイ島は地元のスペシャリストガイドさん。
自然を心から愛し、あたたかくやさしいお二人のお人柄にひかれるリピーターも多いことでしょう。
アメリカ暮らしは長くても、日本人のお二人ですから、日本の田舎暮らしのような感じもして落ち着けます。
昌平さんは、ハワイ島のことなら歴史から文化から政治から、なんでも知っているのではないかという知識量。綺麗事だけではなくリアルなハワイ島情報などもおしえてもらい、生きるってこういうことなんだなぁって、考えること多かりきです。
ハワイ島で行きたいところやお店があればリクエストをすればいいし、「こんなことしてみたい」と希望を伝えるとそれにあったツアーも考えてもらえます。
MAKOAツアーの特徴
・ローカルな美味しいお店がおしえてもらえる。
・ガイドブックにも載っていないところにも行ける。
・オプショナルツアーにはないところに行ける。
パワースポット巡りをしたい、カロパパークで森林浴をしたい、シュノーケリングを楽しみたい、ワイピオでトレッキングをしたい、フラゆかりの地を尋ねたい、ヒロの街散策、ポロル渓谷など、オプショナルツアーにはないものが楽しめることがなんといっても魅力です。
カロパパーク
ツアー途中で寄りたいところがあれば、ちょっと回り道して寄っていただいたり、スーパーマーケットに寄ってもらったり、予定を組み合わせたり、オーダーメイドですから希望を伝えてみて損は無い!
私はハワイ島5回目ですが、行ってみたいところがまだまだたくさんあって、限られたスケジュールでどこに行こうかと本気で迷いました。
結論・・・何度もハワイ島へ来ないとまだ足りない。
今回の4泊6日のスケジュールは
時期:10月初旬
到着日:午後2時頃ヒロ空港に到着 ヒロの街でマーケットやお店散策
2日目:世界遺産キラウエア火山一日ツアー
3日目:ハワイの原生林カロパパークで森林浴ツアーとホノカアの町
4日目:アカカ滝、ホノム、ヒロの街と界隈散策
最終日:午前中の便で出発
キラウエア火山は何度も行ったことがあるのですが、昌平さんが連れて行ってくれた場所は観光客が集まる展望台ではなく、はじめて行ったところで、火山の上を歩いているという感じが半端なく、自力ではとても行けないところでした^^;
キラウエア火山
朝食と1日目の夕飯付き
いくこさんの手作りでどれも美味しい!毎朝、朝食が楽しみでした。
到着日の夕食
地元の産物をつかった和食が嬉しいです。
ポキ丼大好き!
味噌は自家製です。
2日目朝食
パパイヤボートのヨーグルト。グラノーラやスターフルーツが入ってます。
サラダ、クロワッサン、タロイモパン。ハワイ島オリジナルのはちみつ2種も嬉しい。
3日目朝食
ハイビスカスとパイナップルでアロハ~な気分。
フレンチトースト、ブロコリーとスクランブルエッグ。
4日目朝食
サーモンとアルファルファのチーズベークルサンド。紫キャベツとスターフルーツ、スイカ、龍眼。
5日目朝食
サラダ、ホットサンド、ランブータン、オレンジ。
こんな優雅な朝食が毎日食べられるなんて幸せです。気持ちが豊かになってくる。
夕飯はついてませんので、外食したいときはお店に連れて行ってもらい、食べ終わるころに迎えにきてもらったり、オーガーニックスーパーのテイクアウトをして宿で食べたりです。
なぜMAKOAを選んだのか?
前回のハワイ島滞在のときにワイピオのトレッキングガイドをMAKOAの昌平さんにお願いしたのがきっかけです。
ワイピオは乗馬でまわったことも、車に乗って周ったこともあったのですが、自分の足で歩いてみたいとネットでガイドさんを探したときに、唯一トレッキングガイドをしてくれるところがMAKOAでした。
ワイピオ渓谷
ハワイ島やワイピオの歴史、自然についてガイドの昌平さんから聞く話は、ガイドブックには載っていない真実の話ばかりで、「これこれ、私が欲していたこと!」。
ツアーとしては申し分ありません。
しかし、ツアーガイドさんだけMAKOAにお願いすると「プライベートツアー」なので、他のオプショナルツアー会社と料金を比べると高額です。
ところが、ツアーガイド代をなんとタダにするお得な方法があり、それがMAKOAに宿泊することなのです。
・宿泊
・滞在中のツアーガイド
・ヒロ空港間の送迎
・到着日の夕食
・毎朝食
しかも、宿泊は基本的には1日1組限定のプライベート。
ハワイ島ヒロ空港までの航空券を自分で手配して、あとは、MAKOAさんを予約すればハワイ島のスケジュールはバッチリ!ということです。
送迎もツアーも含まれるしレンタカーを借りる必要もありませんね。
MAKOAオーナーのいくこさんとガイドの昌平さんは日本人なので、英語不要。
これはお得でしょー!
個人手配の旅行で「ホテル + オプショナルツアー + レンタカー + 朝食」がはたして1日いくらになるのかと考えると、MAKOA宿泊は、同じくらいか、プライベートという付加価値を考えると安いかもしれません。
もちろん、セットではなく、素泊まり宿泊のみ、ツアーガイドのみでも予約可能です。
MAKOAの意味
バナナの樹になっている実と花
「MAKOA」とはハワイ語でコアの木の”コア”。
コアの木は、「強く勇敢な」という意味と「優しい」という意味、両方を併せ持っています。勇気を持って、ここから一歩踏み出してほしいという願いが込められています。
自然の中にいると自然や宇宙とのつながりを感じ、本来の自分に戻れます。
それがハワイ島のパワーなのかもしれませんし、それこそが本当のハワイではないかとも思います。
神秘的な空の模様。
あちこちで雨が降っています。雨の柱が見えますね。
こうして自然現象を眺めているだけでも、自然や宇宙とつながっていきます。
残念ながら、お部屋から虹を見ることができませんでしたが、条件があえば大きな虹が水平線にかかるそうです。オーロラのようなカーテンになることもあるそうです。
写真提供:MAKOA
MAKOAはワイキキとはまるで違うハワイです。
また泊まりたい!
脱日常でハワイ島の自然に浸りたい人、本来の自分を感じてみたい人には、最高の宿「MAKOA」。
エネルギーあふれるハワイ島の大自然の中で、ハワイ島のパワーを感じてみたいと思ったら、ぜひ、候補の1つとして検討してみてくださいね。
MAKOA情報
名称:MAKOA(マコア)
電話:+1 808-854-1289