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ロイヤル・バースストーン(クカニロコ)

クカニロコ

オアフ島の真ん中に位置する「オアフのへそ」と言われたこの土地には、かつては王族しか立ち入ることが許されませんでした。そこにあるロイヤルバースストーンは、赤土の大地にユーカリとヤシの木がそびえ立ち、木の下には不思議な形に削られた石がいくつも点在する、とても神秘的な場所です。

神聖な場所に立ち入る前に

バースストーン

ヘイアウなど神聖な場所では、観光で立ち入るだけの日本人は、足を踏み入れる前に、失礼のないように自己紹介と立ち入りの許可を神々に唱えてから入ります。

バースストーン

バースストーンとは

「クカニロコ」と呼ばれる、王妃たちの出産場所であったロイヤル・バースストーン。地位の高い王族しか出産することが出来ず、王族に見守られる中で出産をしたそうです。「クカニロコ」とはハワイ語で「内部からの叫びを収める」という意味。

クカニロコ

ここの石には出産の際の苦しみを和らげるマナ(霊力)があるといわれ、この上で出産をします。そして、ここで生まれた子供はマナ(霊力)を授かり、権力を持つリーダーに育つと信じられています。出産のとき、母親が石に対して正しい角度で横になっていると、生まれてくる子供が神の祝福を受けられ、実際にオアフ島の首長たちの多くはこの場所で誕生しているそうです。

石の上には、レイが手向けられています。

クカニロコの石

想像力を働かせてください、遠くに見える山並みは妊婦さんが上向きに寝ているように見えませんか?頭が左で足が右です。
山並み

石の起源は12世紀にさかのぼると考えられ、石にはペトログリフ(岩石彫刻)が描かれています。
クカニロコの石

記録では、こういったバースストーンがあるのはハワイには2箇所しかなく、もう1箇所はカウアイ島の「ポハク・バースストーン」です。マウイ島にもバースストーン(Hauola Stone)があるという噂もあるのですが調べた限りははっきりとしたことがわかりません。

神が王族の誕生を認めると、あたりは嵐がふきあれて雷が響いたという言い伝えがあることから、この地域をハワイ語で「ゴロゴロ音がする」という意味の「ワヒアワ」と名付けられたといわれています。

kukaniloko10
バースストーンの石

波動の合うポイントがある

ガイドさんが「ここが一番エネルギーを感じる場所だよ」と教えてくれた土に手をかざすと、地面にかざした手の指先がピリピリ。あっ、ここと波動が合う、ビリビリ感じる。特に足の裏から。

波動に敏感な人は、頭痛がしたり、少々きついようです。

足元を、ふとみるとオアフ島の花「イリマ」が咲いていました。
イリマの花

そして、鳥の巣がポコッと。
鳥の巣

木に耳を近づけてよーく聞いていると「パチパチ」という音が聞こえてくるそうです。精霊のささやき?木や葉が擦れあって起きる音のようですが、私には聞こえませんでした。残念(-_-;)
ユーカリの木

雨上がりの赤土に注意

地面の赤土は要注意です。特に雨が降った後は要注意!
雨上がりの赤土

気をつけて歩いていても、赤土が服に跳ね上がってしまいます。まるでレンガ色の染料だ。
真っ赤な水たまり

そして、赤土は水を含むとヌルッと粘り気があるので、靴の裏の隙間という隙間にきれーーーーに埋まりフラットになって、しかも厚みが出るほど入り込みます。足が重ーーーくなって、まるで地面にひっぱられているかのよう。靴の土をとるまではとても車に乗れません。

赤土は、染料にもなるくらいですから、服につくと洗濯してもなかなか落ちません。
汚れてもよい服装と靴でお出かけくださいね、間違っても白のパンツや白のスニーカーなどはいていかれませんように。

レンタカーで行く場合の注意!

ずばり!車上荒らしに注意。
ガイドさんが「ここは車上荒しが多いので持ち物は全部持って下さい」といって、車の窓を割られないように全開にして車を止めていました。窓ガラスを割られてドアの鍵をあけられるよりも、最初から窓を開けておいた方がいいそうです。

道路が1本走っているだけの人通りのないところですから、周りの草むらに身を潜めているそうです。

最後に、ここは、UFOが見られる場所としても有名です。